2016年3月23日水曜日

松江歴史館オープン5周年(その2)

3月19日は、松江歴史館のオープン5周年の日。

五年後のこの日は、風水芸人「出雲阿国」の

松江城での結婚式が行われました。

 

合わせて19,20日の両日、松江歴史館、ホーランエンヤ伝承館

が無料開放されていました。

(その1)からのつづき

 
 

松江藩の7代藩主不昧公の頃に藩財政強化のためになされた

ことがいくつもあるのですが、その一つ。

ハゼを育て蝋を製造する「木の実方」のことが紹介されています。

 

 

そして「お種人参」と言われた朝鮮ニンジンの栽培、そして輸出です。

これを取り仕切ったのが「人参方」です。

当社の地名が「人参方」ですが、まさにその役所が

あったところがこの地です。


 

そのことが写真と共に説明されています。

 

 

今も、天神さんの前から当店の横までの

約300メートルが人参方(約30戸)町内会です。

上の写真にある人参方の門は、現在も残っています。

6年ほど前ですが私が町内会長をしている時に

落下物を防ぐためにネットを貼ったりしていますが

このまま通りの上にこの屋根があります。


 

鍛冶屋さんやなどの街、「ふそう方」の資料です。


 

そして、藩財政に最も寄与した「木綿」の部分です。


 

今、大橋川の拡幅改修工事の計画中ですが江戸時代の

魚町、八軒屋町、和多見の地図です。


 

その地図に基づいた精密なジオラマです。

大橋川の向こうに見えるのが寝仏さま(嵩山)です。


 

そして江戸時代の御用商人の食事が披露されています。

右が正月の御雑煮、左が春の料理。


 

 左が秋の料理、右が夏の料理。

それにしてもいい食材で美味しそうです。 

 

 

これが、冬の料理だそうです。

 
 
 

こうして、普段より常設展、企画展ともに賑やかでした。


 

この日も天気が良く玄関を出ると長屋門の屋根越しに

松江城天守閣がきれいに見えていました。

 

私は、何度も常設展行ってますが今回も

新たな発見がありました。

松江が好きだという方は、是非行ってみて

ほしいと思います。

間違いなくもっと好きににならることでしょう!!

 
 
 

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