2016年8月17日水曜日

志大塾39講~松江水縁プロジェクト構想について~

8月8日(月)の「志大塾」39講の様子をアップします。

いつものように岡本さん、坂村さんを迎えに行って

比津大塾に向かいました。

今回は、私が講師として「松江水縁プロジェクト構想」

についてプレゼンをします。

 
 

定刻に始まり、先ず川上塾頭が先日の母校、出雲高校の

甲子園出場の応援に行った時のエピソード。

そして今朝、地元松江で開催インターハイ女子テニスの

細木選手の7-5,7-5のストレートで優勝した

ゲームの紹介があり、優勝した細木選手はもちろん

準優勝の第1シード松田選手のことを讃えていらっしゃったのが

いかにも教育者川上 大先生と感服しました。


 

そして、この日初参加の方がそれぞれ自己紹介をなさいました。

最初は私と共に論語を教わっている学友の八木亜紀子さん。


 

そして、出川桃子さん。東京出身の方ですが

松江出身のご主人と共に4年前から松江で生活されて

いる方です。

松江の印象を沢山の例を挙げて褒めて頂きました。


 

今日はこうしてほぼ満席の17人でした。


 

そして、松江を中心にご活躍中の夢実さん(田部由美子さん)

9月18日(日)のほんそごホールでのサックス奏者宮本美香さん

とのコンサートの紹介をされました。

「これは、行かなきゃ~~」です!!


 

さあ、これから私の出番です。

「松江水縁プロジェクト構想」のプレゼンです。

コスモブレイン祐源が作成して頂いたものです。


 

以下、資料に基づいて説明をさせて頂きました。


 

この「志大塾」には、素晴らしい書記(久保田氏)が

いていつも素晴らしい議事録を取りまとめて頂いています。

今回も、先ず私に、そして塾頭の川上さんに校正依頼をして

その後こうしてオープンされます。

3年以上のすべてについてこれだけの内容の議事録が

綴られていることに感謝したいと思います。

 

 志大塾 第39講(H28.8.8)議事録~その1~...

 

    メインテーマ:「松江水縁プロジェクト構想」について

 
<塾頭挨拶>
リオ五輪が開幕して『熱い夏』になりそうだが、私自身も、このところ、ひときわ『熱い夏』を過ごしている。
まず、母校出雲高校の甲子園初出場!開幕前、NHKラジオの全国放送「ごごラジ!」を車中で聞いていたら、風見しんごと島根出身のアナウンサーが出雲高校の甲子園初出場ネタで話しており、しかも、「部活動の思い出」という投稿テーマだったので、「40年前の出雲高校応援団長」として、生まれて初めての投稿をしてみたら、すぐに全文が紹介された!(笑)その勢いで、実は昨日、日帰りで同窓生たちと甲子園に出雲高校の応援に行ってきた。
昨夜遅く帰ってきて、今朝は、運動公園でインターハイ女子テニスの応援。開星高校2年生の細木咲良さんが見事念願の日本一に輝くのを、この目で見ることができた!
 今日は、我々にとって大いに関心のあるテーマ。有意義な会にしたい。
<参加者紹介>
東京よりⅠターンした女性より挨拶:
松江は東京にないものが沢山ある。①子育てするには最高の環境。街がきれい。ごみが少ない。文化的な教養の高さがその要因としてあるのではないか? ②季節を感じさせる環境。不昧公のおひざ元。松江ならではの豊かな環境。③松江の人柄が良い。※物事をはっきりさせない・・・私には魅力的に映る。松江の風土が育んだもの。
松江に来て4年が経過した。子どもたちが帰って来れる松江を残しておいてあげたい!そういった気持ち有。突き詰めると「人」ではないか?歴史に裏付けされたもの、それが松江の宝ではないか?一市民、一主婦 としてライフワークとして取り組んでいきたいと思う。
夢実さんよりイベント紹介:h28.9.18(日)13:30~15:30
内容:松江の歌、山陰の歌を歌う。宮本美香さん(松江出身のサックス奏者)と一緒に
 
 
<小汀さん講義>
「松江水縁プロジェクト構想」について
水縁プロジェクト松江の宝を残せるか?はこの計画にかかっているのではないか?この計画を実施していくことでさらに素晴らしい松江になるのではないか?
名前の由来:商工会議所の中のプロジェクトが、「観光」、「中心市街地活性化」、「大橋川拡幅計画」に分かれていた。過去は3つの名前を入れていたが、大橋館の社長が「水縁プロジェクト」という名前を提案され、みんながいいと同意された。
水際を街づくりに生かしていく!くにびき大橋~新大橋~松江大橋 850m程度有。
拡幅に伴って活性化をしよう!という目的もある。もともとの計画は ①尾原ダム、志津見ダムを作る②出雲の斐伊川~神戸川に流す事業 ③大橋川の上流を拡幅する、流れを良くしよう!という事業の三点セット  しかし流れが良くなると下流部(鳥取県)が水につかるリスクがあり、20年間凍結された。
   
(つづく)

 
 

志大塾 第39講(H28.8.8)議事録~その2~

メインテーマ:「松江水縁プロジェクト構想」について

<小汀さん講義の続き>
(今までの流れ)
H16年~大橋川拡幅計画   H18~21~大橋川まちづくり検討委員会
H22年~斐伊川水系河川計画 を策定
緑地公園だけができるのはもったいないのではないか?景観、美観も備えた商業地域になればどうか?と考えた。
Ⅼ字構想:松江駅~和田見~カラコロ~松江城 
※松江駅から水辺が見えないのが現状。構想として、松江城まで運河を作る・・という構想もある水縁プロジェクトとは、並行して進められている計画もある
しかし
松江大橋の計画:進展がない。行政の情報がオープンされていない。
国土交通省の整備方針 魚町~伊勢宮まで850m程度※水縁プロジェクトの全体
八軒屋町の開発について:もしイベントができる会場を作る時は、水道等が整備できる(くにびきメッセのイベントホールの反省を込めて)周囲のハード整備も、インフラ整備を考えている。
第1回~4回 松江水縁プロジェクト分科会を開催している。
こういった内容を含めて、H29.3月に水縁プロジェクトについてシンポジウムを開こうと考えている。
3m50の築堤防ができる予定有。その部分を普通の緑地帯にしていいものか?と考えて話をしている。
商工会議所の話し合いとして、今までは商工会議所は意見を言うだけ・・・ただ単に意見を言うだけでなく、実際に行政を動かす具体的な施策を提案していく!  
水都「大阪」を見てきた。もともと汚かったところを「特区」にして、レストラン・カフェができた。道頓堀川周辺は意識も特に変わった。(例)地域住民が浄化した水を流す努力をしている。
松江の堀川遊覧の最大の集客:35万  大阪市は、川を運用しているが、そのレベルまでいっていない。ただ松江もまだ「水都」を生かし切れていない現状有。
行政の力で治水ができる今回の「水縁プロジェクト」について、もっといい形でより活用したいと思っている。
今年度より、用地買収の測量が始まっている・・白潟公民館で話し合いをしているが、なかなか進んでいない現状有。地権者、商売している人は、今後の各々の事業計画としてハード面の整備について(計画の全容が曖昧、わからないので)困って居る。公民館での話は、(例)松江大橋は、河川法、歴史・・・山陰の名所なので残しましょう という話ばかり。
また島大の学生でもかかわりを持ちたいと参加している人有。
(例)台湾:昼間は暑いので出てこない。夜はにぎわう  それに比較して松江は、インフラ整備をしても夜の賑わいは少ない(お祭り時期を除いて)現状有その部分に改善が考えられるのではないか?
商工会議所:言った事に責任をもつべきという考えで「事業」に関わっている。
今の計画は、たたき台にすぎず 計画については、これからの問題。15~20年後の計画。20~40歳代の若い方の意向を聴いた方がいい、と考えている。
松江がこれからどう変わるのか?これからの重要な課題。
<質疑応答>
◎視察に行った中で、どこを松江に採り入れたらよいと思ったか?
広島: 元安川 かき小屋・・松江でも可能か?  花火のステージを持つ・・
大阪や広島のマネだけでもいけない・・。大阪よりは広島が参考になる。
大阪は規模が大きすぎる。
<塾頭より>
このようなプロジェクトはリーダーシップがないと進まない。4年前の「20年後の街づくりプラン」との関連は?あまり進んでいない気がする。H21年の選挙に出た時、大橋川の改修事業について議論  が市民に届いていなかった・・一石を投じた。あれから今まで何も進んでいないような・・・。大切なことは、若い人(将来当事者となる人)の意見を聴くことではないか。彼らにとって夢のある計画にしなければならない。いろいろな発想を聴きたい。今後、志大塾でもグループワーク方式で採り上げていきたい。
今回は、松江水縁プロジェクト~その1~という感じで、今後も継続したい。
<その他>
小汀氏:防衛に関する講演会 H28年9月3日(土) 都合がつけばぜひ参加してほしい。
次回:9月5日予定:みなさんで集まって、グループディスカッション形式を考えたい。※「水縁プロジェクト」も含めて。
山本氏:NPO法人、朗らかプロジェクトを立ち上げた。高齢者のほがらかな生活を支えていきたい。NPO活動の為、一冊200円で財政支援をしたい。       以上

 

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