「天皇陛下の生前退位について」
「白潟歴史まち歩き楽会」の平成28年度の最後の例会として
講師に松江ツーリズム研究会 安部 登先生を
お招きして「天皇陛下の生前退位について」
という演題の講演をお聞きいたしました。
3月4日(土)13:30~15:15の間、
白潟公民館3Fで開催されました。
いつもの笑顔で安部先生のお話が始まりました。
A4、4枚の計8Pの資料を配布頂いています。
明治以降は、「一世一元の制」ですが、大化(645年)以降
1344年間での年号の数は、247もあり、
5、4年に一回年号が変わっている。
しかも、その間の天皇は96代であり、
一代の天皇で平均2,5の年号が変わっている。
天皇の「生前退位」も125代のうち59代は、
「生前退位」である!!
その理由は、ほとんどが「政争」だそうです!!
昨年、8月8日に表明された
「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」その1
「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」その2
このお言葉の中に「象徴」という言葉が8つある。
天皇が「崩御」して継承の儀式すべてが終わるまで3年かかる。
「象徴」としての役目が果たせなくなってくる。
「生前退位」した天皇、59人。
女性天皇の8方10代
日本国憲法の天皇に関わる1条と2条。
そして、皇室典範の皇位継承に関係する条文。
元号選定の留意点。
現在の皇族の皇位継承順位表。
継承者は、現在4人。
天皇陛下の仕事(主な宮中祭祀一覧
天皇の仕事の分類
天皇が押印する印は「御璽」、「可」、「認」、「覧」の4種類。
歴代125代天皇全系図もご準備頂いておりました。
3種の神器は、
剣は、熱田神宮。
鏡は、伊勢神宮。
まが玉は、皇居。
この他、沢山の知識を得ることの出来た
有益な講座でした!!
安部先生に感謝です!!
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