2017年3月3日金曜日

第28回防衛セミナー「平和安全法制について」

中四国防衛局が主催をして開催される「防衛セミナー」が

開催され参加してきました。

会場が大社うらら館。

 

3月2日(木)田中家の葬儀参列を終えてすぐ大社に向かいました。

最初に主催者の中四国防衛局菅原局長が挨拶に立ちました。

 
 

今回は、二部構成で第1部は

内閣官房国家安全保障局 内閣参事官 萬浪 学 氏。

演題は、「平和安全法制について」

 
 

講師の萬浪氏は、東大法科卒のキャリアで

かにも「切れ者」と言った感じです。

パワーポイントを駆使しての説明です。


 

 
勤務されている日本版NSCの部署の説明です。

 

 

 

矢内元防衛政務次官がトップのようです。


 

この「平和安全法制」の国会内での審議時間についても言及されました。

 

 

パワーポイント23枚の内容は全ては掲載しませんが

23Pに及ぶもので流石に東大出のエリート官僚らしい講演でした。

しかしながら防衛大臣も含め制服以外のこうした防衛省内局の人らが

海外派遣も含め全て権力を基に危機感を感じます。

少なくとも自衛隊家族会の県の会長としては質問、確認したいことは、

多々ありましたが今回は押えておきました(笑い)


 

続いて第2部は、防衛研究所主任研究員 渡邊  武氏で

演題は、「北朝鮮の政治、外交、軍事」でした。


 

冒頭、「このパワーポイントを作った時にはミサイルも発射されていないし、

金 正男も暗殺されていない時です」と前置きして始まりました。

とてもエネルギッシュな方であります。

 

 

北朝鮮は、金日成時代から基本的に変わっていない。


 

韓国にとって北朝鮮のミサイルの開発技術が進化していることは大変な問題。


 

そのためにTHAADをアメリカと共に開発運用しなければならない。


 
 
金 正恩がTVの画面に出てパフォーマンスしてるが
 
安全保障上全く問題ないこと。
 

北朝鮮の核保有、ミサイルの短距離、中距離、長距離、

大陸間弾道弾など開発、そして北朝鮮の目指す統一に対して

韓国は、対応を迫られている。

 
 

 

そして、重要なことは、中国の姿勢だが一時的には北朝鮮と

距離を置くようなことも有るが基本的には、中国にとって

北朝鮮は、政治・軍事上とても重要な地域であり

協力関係は崩れないと認識すべきである。

 

ということであったと思われます。

 

4年前であったかと思いますが県民会館で開催された

防衛セミナーで当時の中四国防衛局長の辰巳氏からの

ミサイルの話、そして武貞さん(最近、TVに良く出演している)の

北朝鮮についての話につづいて普段、マスコミを

通して聞けない内容の話で有益な講演会でありました。

 

残念なのは、折角の有益な講演会ですが、

PR不足のため聴衆が少なかったことが

非常に残念な会でした。

 
 

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