2018年6月27日水曜日

前川喜平氏の講演!!

6月26日松江テルサで前文部科学事務次官、

あの前川喜平氏の講演会が開催されました。

 

ホテル一畑で開催された松江商工会議所の総会に

参加していましたが懇親会中に中座して移動参加しました。

 
 
 
 

写真、動画は禁止ということで 開会前に

会場ステージを撮りました。

前から二列目のほぼ正面です。

 

開演前に周囲の人の話を聞いていると

元教員か現役の教員が多いようです。


 

演題は、「これからの教育」

私が入場したのは15分前でしたが全席540席の内

ほぼ7割方席が埋まっていました。

流石に、ただの事務次官でなく良きにつけ、悪しきにつけ有名人、

集客力あるなあと感心しました。

 

以下、写真撮影、動画禁止でありましたので私はアイパッドで

講演録を自分なりにとりました。

 

前川喜平氏講演録   (小汀泰久記録)

 

 
 
 

まず最初に、私は、支持者もいらないし、ファンもいりません。

しかし、最近何故か講演に呼ばれることが 多くなった。

どうもおかしい!!

 

先日は、長崎に行ったら丁度雨が降っていて

唄もリクエストをされたりした。

とユーモアも交えて始まりました。

 

「これからの教育は~~」

 

キーワードは、「不易流行」



 7枚にもなりますので手間がかかりますので解説は止めます。

本来、この講演会に会議所の総会を中座してまで

行こうと思ったのは、

「あの前川氏がどんな話をするのか?」

 

であり、結果漏らさぬように居眠りもせず講演録をとりましたが、

たぶん読解力のある方は、私が話の要点をメモしたものを

目を通せば理解頂けると思います。




 
 

540席の席はほぼ満席になっていたはずですし、

私の周辺の人はうなづきながら、結構な人が

たいして可笑しくもないのに落語会でもないのに

笑っていたのが不思議でした。




 
 
 

もっと、加計学園、森友学園などの話題が出てくるかと

思っていましたが 、かなり意識して控えている感じでした。

逆に想像に反して「あれも、そしてこれも安倍政権の実績です」と

政権を支持するような態度でした。

 

 
 
 

私は、この前川氏がワイドショーに取り上げられ攻めらている時に

インタビューを聞いていて

「この人は、うそを言っているようには思えない~~」と

FBにコメントしたことがあります。

 

今日聞いていて私の印象は、

 

間違っていないと確信を持ちました。

 

完全に自分の意見を素直に発言していました。

要は、日本の教育を今日の講演のようなことを目指し

教育関係者に対し講演までして、こうして沢山の

教育関係者が聴講して自らの今後の教育指針

にしていることに恐怖を感じます。

 
 

 
 

要は、前川氏の話は問題点指摘はあります。

文科省がとってきた政策にも一貫性がないことなども

自ら決定してきたことなどにも責任を感じていることもなさそうだし、

「これからの教育」とテーマに挙げながら不登校生13万人の解消は、

一人ひとり自主性を重んじるなど、「ゆとり教育」の結果

こういう問題が発生しているのにも拘らず

それを助長するようなことを言っている。

 
 
 

 
 

今年の初め、同じ会場でオリンピック金メダリストで

柔道家古賀稔彦氏の講演を聞きました。

古賀氏は、教育者ではなく、柔道家ですが

この日の前川氏の話に比べると迫力はありますし、熱意も

教育視点もはるかに上で終了してからも不思議な高揚感があり

あんなこともこんなことも帰ってから「さちこ」さんに

話したくて仕方ないほどでした。

 

ある意味、この結果は自ら聞いて確認をしたかった

通りのもので想定内ではありましたがそれにしても

この程度の人が日本国の教育をつかさどる

文部科学省の官僚トップの事務次官に上り詰めたことが

恐ろしいことであると感じます。

ここまで官僚の劣化、官僚システムが崩壊

していることが悲しくなります。

 

さらに会場を離れる時に著書を買い求め

サインをもらう人の列が50人ほど並んでいたのは

さらに驚きました。

人の考え、思いは多様化しているなあ~~、

そして、取り返しのつかないところまで来てるなあ~~

と寂しくなりました!!

 
 
 
 
 

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