2016年10月23日日曜日

嬉しいお心づけ!!

先日「論語の素読」の勉強会に行く直前に先月、桑製のお仏壇をお納めさせて頂いたお客様が「日赤に検査に行ったついでに15日に入仏式を息子だけでなく孫も一緒に同席して無事すべての行事がおかげで終わりました。これは喜んだほんの気持ちです」と過分なお心づけを頂戴しました。

 
 

 以前にも紹介していますが、このお客様はご分家でありお祀りすべきご先祖様は、いらっしゃいませんが近所の方、勤務先の後輩の方がそれぞれ初代でありながら当社でお仏壇をお求め頂き、お二人から話を聞いて尚且つそのご主人が亡なられ、奥様の経験談も聞いてお寺様を決めておくこと、お仏壇を求めておくことの重要性をご理解されご依頼を頂いた方でありました。

 
 

 盆前にご夫妻でご来店を頂き、先ずお寺様のご紹介をさせて頂き...
入檀の話が進み、宗派も決まりましたのでお仏壇の検討をして頂き
先月末に納品、お寺様の都合もあり15日に入仏式を迎えられました。

 
臨済宗 妙心寺派

 

 

 昨日、地震の状況を確認した後、入魂をされたお仏壇を拝みに訪問させて頂きました。ご主人は、裏庭での家庭菜園の仕事中でした。懺悔文、開経偈、般若心経をお唱えしてテーブルに着きますと
カップラーメンが数個あり「これは、どうなさいましたか?」と聞きますと奥様が「さっき、地震がありましたでしょ。準備でリュックに水とこれらを入れておこうと思って~~」と。
 やがて着替えて席に着かれたご主人と共に「準備がいいのやら
遅いのやら」と暫し、笑いました。

 
 

 おかげで、孫も帰る時に手を合わせてくれましたし私らもここからお仏壇が何時も見えて気持ちいいです。お寺様も念願していたお寺様で若いもんもお寺さんと話が出来て「檀家になる」ということがどういうことかも知ってくれてすべて思い通り以上になったと仰って頂きました。初めてこのお客様をお寺様にご案内した折に
自室にお招きいただき法衣を身に着け抹茶のおもてなしを頂きましたことは私にとりましても貴重な経験になりました。

 
 
             15日に入仏式も終わったお仏壇を拝ませて頂きました。
           

 前述の勤務先の後輩の方の初盆法要に行って奥様に「来年は、これんかもしれないけん」と仰ってたこのお客様が、来年もその次もお盆の度に後輩のお参りが出来るように祈ります!!

 
 

この度の鳥取中部地震で最も被害の大きかった

倉吉市で3年前にお納めしたお宅があり、

地震当日、翌日午前中まで連絡が取れませんでしたが、

この日の午後やっと連絡が取れて無事でお仏壇も

位牌や仏具は、倒れたけど損傷はない!!とのことで安心をしました。

 
 

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