いよいよ不昧公の父君、6代宗衍公の廟所です。
小泉八雲の怪談でも紹介されている「大亀」
正式には『寿蔵碑』が敷地内にある廟所です。
4代の廟所の灯篭の横を6代の廟所に向かう途中、
亀の甲羅の上に乗ったひときわ大きな石塔があります。
横から見るとこんな感じです。
反対側に廻るとこんなです。
頭を撫でると長生きできるという言い伝えもあるそうです。
『寿蔵碑』の説明看板です。
それによると生前にその徳を讃え寿命長久を祈願するもののようです。
そして進むと六代宗衍公の廟門の案内看板です。
上の写真が廟門です。
外観は、他の藩主に比べて大きくも重厚さも感じられません。
只、垂木は反りかえり丸みを帯びたものでした。
そして最も違うのは廟門の扉に
「阿吽の仁王像が彫刻されていることです。」
天水鉢の形も円型でとてもデザイン性に
優れているものでした。
お墓は、とても直径の大きな重厚な五輪塔です。
私が承知している宗衍公は、書がとても堪能であったこと。
藩の財政が破綻する寸前で17歳の嫡男、治郷(不昧公)に
藩主を譲った。
ということくらいしか知りませんが〜〜。
さて、歴代藩主の廟所の紹介は、以上ですが〜〜、
次回は、書院「高真殿(こうしんでん)で
お茶をご馳走になった様子を紹介します!!
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