2016年5月22日日曜日

白潟歴史まち歩き楽会~福島会長編~

5月21日(土)午後1時30分から3時過ぎまで白潟公民館3階で

白潟歴史まち歩き楽会と公民館の地域歴史勉強会

共催で福島造船鉄工所会長福島邦光さまから

「松江藩の財政に関する話と小泉八雲が松江を離れた理由」

というテーマの講演会を開催しました。

 
 

3月に開催された楽会の役員会の席で次年度の講師の

選任で2月に会議所の水縁プロジェクトでお招きをして

話を聞いた福島会長を提案したところ、

全会一致で「是非、招聘しよう!!」ということになり

仁田事務局長が熱心に打ち合わせをしてこの日の

講演会開催になりました。

 

 

会議所の時もそうでしたが、レジュメ5ページとA-3の地図、

そして11ページの「御船屋」の資料、さらに

「江戸末期における島根の海外貿易船についての推察」

という自費出版の25ページの資料と

この封筒までシール張されていました。

どうも、福島会長様自ら製作頂いたようです!!

すべて作成してお越しいただきました。

私の後ろの席に座っていた方が元福島造船にご勤務の方らしく

隣の方との話をお聞きしてますと福島会長の年齢は、85歳だそうです。

 

仁田事務局長から「講師紹介を~~」と指名されていて

会の冒頭、私が講師紹介を勤めさせて頂きました。

 

 
 

レジュメの1ページです。

項目だけピックアップしておきます。

             1、福島家の家系と伝来

             2、御船屋

             3、御船奉行

             4、御手船方

             5、櫨(ハゼ)木土手

             6、手貝妥(てがいだまり)

             7、隠岐巡察

 

 

2ページ目 です。

            8、松平治郷(不昧)

            9、浜田藩の会津屋金助八衛門事件

           10、為替レート

           11、松江藩の外国製軍艦購入

           12、生麦事件 賠償金

           13、松江城の無血開城(明治元年1868年)

           



           14、会津戦争と結末

           15、一両の価値計算

            生麦事件の賠償金375、000両 187億円

            松江藩軍艦購入金127,500両  63億円

            山陰鎮撫師(西園寺)への支払150,000両  75億円

           16、松江城建造費推定   500億円 100万両 100万石

           17、小泉八雲が松江を去った理由

           18、小泉八雲の新聞記事


 

これが歴史年表です。

  

 

付随してある江戸時代の松江藩の古地図

 

 

2冊目の資料が11ページからなる「御船屋資料」

 
 

そして圧巻だったのが、レジュメの2ページ

「9、浜田藩の会津屋金助八衛門事件」を詳細に記載し

「松江藩は、密輸をしていたのでは~~」という自らの

推論を中心に25ページ冊子でした。 


 

1時間半があっという間に過ぎた興味尽きない講演で

仁田事務局長も感服仕切りの様子でした。

 

 

この日は、川井会長が欠席で今井副会長が

福島会長に対し御礼の言葉を述べました。

今井さんの家は、やすり屋をなさっていて自分も子供

の時に福島造船に製品を納めることを手伝っていたことを

披露しながら立派な謝辞を述べられました。

  

 

原公民館長も講師へはもちろんですが沢山の聴講の方へも

この笑顔で 御礼の言葉を述べられました。

私にとりましても「言いだしっぺ」として結果的に大成功の

 
 

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