島根原発1号機廃炉計画説明会
5月20日、FBで情報を得て鹿島町の友人に
問い合わせて参加してきました。
恵曇街道を走っていると夕日がきれいだったので15分ほど開会まで
時間があったので古浦の海岸まで写真を撮るために行きました。
想像した通り、とてもきれいな夕日、夕焼けでした。
波の無い海面に映る姿がとても良かったです。
会場は、原発交付金で出来たと思われる立派な会館で開催されました。
しかしながら、参加者は50名いるかいないかで全く関心の
低いものであると感じました。
翌日は、松江、境港でも同様の説明会が開催されるようです。
5年前の東日本大震災の福島原発事故から原発は稼働停止
になっていますが1号機は、稼働後40年以上経過したことにより
「廃炉」という原子力規制庁の判断です。
中国電力は、この指示に従い、現在廃炉工事に
入るための準備を着々と進めており、許可が出れば30年の歳月
で工事を進めて行くらしいです。
ステージ上には、中電の原子力関係の幹部が8人
ひな壇に鎮座していました。
最初に古林常務取締役原子力本部長が挨拶に立ちました。
この日も報道陣が沢山来ていました。
しかしながら説明を受ける住人は、わずかでした。
前回の「数値偽装のお詫び説明会」「地層処分」の
説明会にいた、いつもの原発反対派の集団は流石に
鹿島町ですから少なかったのですがこうした説明会に
関心がないのは如何なものか?と感じます。
廃炉についてパワーポイントで30ページの説明でした。
そして2号機特定重大事故対処施設及び所内常設直流
電源設備(3系統目)の概要が10ページの資料に基づき
淡々と説明され3~4点の大人しい質問があって
1時間半ほどで終了しました。
マスコミの多さに比べ静かな会でした。
廃炉の手順は良く理解できましたが、最も重要なことは
低レベル、中レベル廃棄物の貯蔵は、六ヶ所村送りで
合意され貯蔵スペースが有るからいいのですが
高レベル放射能廃棄物については、
「どこへ、どのように」が一切決まっていない!!
稼働を始めて40年以上経過して廃炉まで計画していながら
今までの高レベル廃棄物の最終処分方法が決まっていない
現実を先送りしている原発行政に基本的な
疑問符を持つ私に安心できる説明会でなかったことは
間違いないものでした。
いつまで結論を出さず、ぐずぐず先延ばしして行くのでしょうか?
日本の原発行政!!
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