2018年7月28日土曜日

「日本画の美」水の美術館コレクション展

長野市に所在する日本画を専門とする水野美術館の

所蔵品500点の内65点が展示されています。

島根県立美術館で開催されている

クローン文化財展「甦る世界の文化財」を

拝観するつもりで訪ねましたが~~。

 
 

いつもポジションで~~。

 

 

宍道湖を見るとモニュメントの向こうに白鳥号が~~。

 

「日本画の美」は、水野美術館の

選りすぐり65点は圧巻でした。

 

横山大観の作品7点を含め

橋本雅邦、下村観山、菱田春草、川井玉堂、

上村松園、伊藤深水、平山郁夫、橋本明治

など日本を代表する30名の作家の

65点が展示されており感動でした。

 
 

展示スペースの工夫も素晴らしいものでした。

 

そしていつものように2階の常設展も行ってみました。


 
 

海岸の波を表した6曲1双の屏風絵


 

ブルーを基調とした出雲の画家、小豆澤 禮氏


 

横山大観の滝

 

 

ブルーを基調とした涼しげな絵が多く、係員の女性に

 

「暑い夏に合わせた作品が多いけど~~

そういうコンセプトで選んであるの?」と尋ねますと~

「あそこに説明がしてありますよ」と。

 

あそこに行ってみると、確かに説明書きに

詳しくコンセプトが描いてありました。


 
 

橋本明治

 

 

石本 正 

 

それぞれブルーを基調とした涼しげなものでした。

 



(1回の企画展は、撮影禁止ですが

2階の島根県立美術館所有の作品は、撮影OKですよ!!)

 
 
 
 
 
 

そして東京芸術大学のクローン文化財展。

受付で「あっ、おばまさん!!」という声で改めてお顔を

拝見すると〇〇松さん!!

ビックリポン!!

この方も多方面でご活躍!!

思わぬところでお目にかかります(笑い)

 

 

法隆寺の釈迦三尊像。


 

法隆寺の壁画。


 

ゴッホの自画像


 

近代絵画の祖といわれる

マネの「笛を吹く少年」の立体的な再現。


他にも、バーミヤン遺跡や敦煌莫高窟、

第57窟の再現など

「保存と公開」をテーマにした作品集が紹介されていました。

その展示の工夫、そして規模にビックリしました。

 

このクローン展もですが

 

企画展示室「日本画の美」は、見ごたえがあります!!

日本画の好きな方は必見です!!

暑い日が続いていますが美術館で

涼みながら目の保養をなさっては如何ですか?

 
 
 
 

2018年7月27日金曜日

松江出雲弁保存会総会

7月21日(土)14:30~から島根県民会館において

松江出雲弁保存会の総会が開催され出席してきました。

昨年創立されて私も理事の一人であります。

 
 

15分前に会場に着きましたが、すでに100人位の方が着席でした。

顧問の藤岡大拙先生の講演、

そして鹿島さんの出雲弁と英語の落語が披露される予定だからでしょうか?

開会までの間に臨時に椅子が30脚ほど準備されるほど盛会でした。


 

冒頭、総会で小林会長が挨拶。

昨年の発会以来の成果を報告。

福島事務局長さんから事業報告、決算報告、監査報告、

続いて30年度の事行計画、予算の審議、承認。

福島氏の言葉にもありましたが

「会員より聴衆の方が多い!!」ほどの盛会でした。


 
 
 

この日の配布資料。


 

顧問藤岡大拙先生の講演。

「ま~ず、のくてあばきませんが~~」

と名調子のはじまりです。

 
 
 
 

ご自身で作成の出雲弁見立て番付をもとにお話しです。

 
 

裏側には「出雲弁談義~地域の特徴と今むかし~」

この日のレジュメです。

 


 

藤岡大拙先生のお話しの一説。


 

 鹿島会員(鹿島茶舗社長)の古典落語『お見立て』を

先ず出雲弁で話し、英語で続けてはなすという

離れ業をやってのけられました~~!!

 
 

そして会場を移してサンラポーむらくもにおいて

懇親会が26名の参加で開催されました。

内藤 守副会長が

「私は、早稲田を卒業していますが~~」と、

昔東京での島根県出身者の会合で

小汀利得氏が放った言葉について紹介をされました。

 

 

お菓子の三英堂の岡社長も同席されています。

事務局長の福嶋さんの進行で全員が自己紹介を兼ねて

エピソードを紹介し和やかな会合になりました。

 

 

野々内市議会議員もご多忙の所、ご出席で

久しぶりにご挨拶頂きました。

 

 
 

「とうほん倶楽部」の出雲弁とのコラボレーションについて

大変ご尽力頂いています日本経済新聞の

西村支局長もご参加頂きました。

 

 

「とうほん倶楽部」でもお世話になっている

貴谷麻以市議会議員です。

この方も京都出身の人なんですが

「出雲弁」に関心を持って頂きこうした会合に

ご参加頂きますことは誠にありがたいことです。

 
 

 

 

そして、「出雲弁の川柳」が総会の時にも会場に

紹介されていましたが幹事の渡部二郎氏が

その内、3首について上手な出雲弁で

解説されて一同大笑いでした!!

 

 
 
 

その動画がこれです!!

 

今回は、この渡部さんの川柳解説も含め

出席者それぞれが、結構長く自己紹介をなさりその方の

それぞれの人となりが良く分かった

楽しい懇親会になりました。


 

2018年7月26日木曜日

十三仏霊場研修旅行キリンビール・ホテル・懇親会

7月19日、20日の二日間、出雲国十三仏霊場会の

研修旅行でお寺様の参拝以外の部分について~~。

先ずは、キリンビール神戸工場!!

 
 

 工場見学の前に参加者全員で集合写真!!

 


 

麦芽とホップと水が重要!!


 

ビール工場の中、その1


 
 

ビール工場、その2

 
 
 

ビールの試飲ちう!!


 

最初は、キリンレモンとトマトジュースを飲んでいましたが

皆さんが「まいわ~~、まいわ~~」と仰るもので

下戸の私もつい、1杯頂きました!!

「まかった~~!!」


 

工場の中のレストランでこのランチ!!

野菜サラダなどはバイキング!!

 

そして、2カ寺の参拝の後宿泊先の

神戸ベイ・シェラトンに6時30分過ぎに到着。

7時からの予約でホテル内の中華のお店での

懇親会です。

 


 

 

中華と言ってもフレンチのような前菜!!

 

 

そして和食のような料理

 
 
 

そして中華らしい料理


 

そして、21階のスカイラウンジで2次会


 

チョット洒落た感じ!!


 

朝は6時前から約一時間周辺を散歩しました。

 

 

モノレールの橋脚の向こうに宿泊先の神戸ベイ・シェラトン



 
 

六甲アイランドのホテルとマンションがいっぱいです。


 

この六甲アイランドには、海上自衛隊の基地もあるようで

護衛艦が入港するところを見ることが出来ました。

この後、西宮の鷲林寺様に向かいました。

 
 
 
 
 
 
 

2018年7月24日火曜日

十三仏霊場会研修「中山寺」

西宮市の「鷲林寺」から40分ほどで今回の研修参拝オオトリの

大本山「中山寺」につきました。

 

進入路が分かりにくくドライバーの方が苦労していました。

目前に搭や伽藍は見えるのですが~~。

 
 

本堂横から護摩堂越しに五重塔(青龍搭)を望む。

 
 

1600年代初めに建立された山門。


 

山門から境内を見る。

塔頭寺院が両側に~~。

神戸震災ではこの塀や山門はほとんど倒壊したそうです。


 

途中境内には、エレベーターがあり、石段坂道を

避けることが出来ようになっています。




 

五百羅漢堂


 

極彩色の鮮やかな本堂。

 

 

こちらを案内頂きましたのが小笹師で

出雲十三仏霊場8番の迎接寺・石原住職さまの

同期の方でした。

こうして今回もご縁のある方が沢山いらして

特別待遇で拝観出来ました。


 

1600年代の初めの頃の建物ですが、

神戸の震災では、この中山寺まではいろいろ被害が

あったそうですがこちらから一駅先からは、

何の被害もなかったそうです。

 

中山寺で被害が食い止められたということでしょうか?


 

本堂の外の梁の飾り金具。

とても立派なものです。

 

 
 

平成28年に建立された五重塔。


ここまでもエレベーターがあります。

 

 
 

総ヒノキ製で鉄骨は、使用されてないそうです。

彩色も青色です。

これは、この塔の位置が境内の中で東に位置するので

東の方位を守る「青龍」から

「青龍搭」と名付けられ色も青に統一されているようです。

 

 

一層の普段は、見れない部分ですが特別に開扉されて

拝観することが出来ました。

直径50センチを超える「芯柱」の袖は、須弥壇が四方に設置され

仏像が安置されていました。

 



 

檜の天井には、梵字が記載されていました。


 

これがエレベータ搭です。


 
 

垂木は、青に塗装されて梁には波が描かれています。

 

 

横から見ると垂木は、こんな感じです。


 
 

2層部分に掲げてある額。

「青龍」と金箔の浮彫の額が架かっていました。

 

 

本来、記念写真を撮る場所


 

中山寺は、西国三十三番観音霊場の23番のお寺だそうです。


 

帰りに境内から山門を見るとこんな感じです。

 

 

山門の隣りには、駅からの参拝路の正面に

立派な案内図がありました。

 

こちらの中山寺で今回の4か寺の研修参拝は、修了です。

 

この出雲国十三仏霊場会が開創されて36年になりますが

研修旅行は10回くらいは、開催されています。

 

その内6~7回は参加させて頂いていますが

毎回、貴重な経験をさせて頂き感謝です。

 

今回もこの団体の一行でないと見れない所も

沢山拝観が出来ました。

そして、ホテルでの会食、二次会も賑やかに

懇親を深めることが出来ました。

ご参加の皆様に感謝です!!

 

誠にありがとうございました!!