2018年7月17日火曜日

バルトの楽園

先日、営業で車に乗っている時にテレビで「松江豊寿中佐」の

話題を取り上げていましたので車を止めて暫く見ました。

 
 
 
 

10年ほど前でしょうか徳島県鳴門市で開催された

中国四国南北軸交流会でのエキスカーションで

「バルトの楽園」という映画のロケ地と記念館

を訪問したことがあります。

「バルトの楽園」の映画の紹介です。

 

https://www.travel.co.jp/guide/article/17457/

 

 

この板東の収容所と同様なロシアの収容所が松山にも

存在してこちらもポーランドが世界一親日で

あることの一つの理由が松山俘虜収容所であったそうです。

http://dayzi.com/a-izinkatuta2.html


 

テレビでは、松江豊寿中佐のお孫さんの言葉として

「武士の情け」ということを言っていた。



この鳴門市板東の第一次世界大戦のドイツ軍俘虜収容所では、

松江豊寿中佐の判断で外出許可、地元住民との交流など

捕虜収容所では考えられない待遇をしていた。

それは、松江中佐の

「国家を背負って戦争を戦い、負けた、

捕まっただけで犯罪を犯したわけではない!!」

という考え方に基づくものであった。

 

 
 

その教えは、お父さんから武士道を繰り返し聴いていたらしいです。

 
 

 
 

お孫さんの家の額の言葉が「武士の情け」でもありました。

 
 

 
 

軍の反対を押し切ってこの方針を貫く収容所に対して

食料の配給が滞った時に松江豊寿中佐は、ドイツ軍の捕虜と

自給自足の生活をするために一緒に働いた。

 

 

ビールやチーズ、そしてソーセージなどのドイツ人から

製造工程を教えてもらい現在は地域の特産にもなったそうです。

そして、ドイツ軍の人たちが帰国する前に

松江所長以下日本軍に板東の500人にお礼に

ベートーベンの「第九」の演奏、合唱が披露されたそうです。

 

それが、日本で「第九」が初めて紹介された時だそうです。

 
 

 

ドイツ軍の人たちの感謝の表れだったそうです。

 

最近、ゴロ画伯のエレキ紙芝居や河添恵子さんの

講演や著書で知った

「世界で最も親日の国は、ポーランド!!」の原因は、

同様の第一次世界大戦の時の

ロシア軍俘虜収容所が松山にあり、板東の収容所と

同じような「武士の情け」に基づいた待遇で

ロシア軍(当時は、ポーランドはロシアに占領されており

ロシア軍の一部として日本と戦っていた)捕虜に対していた。

 

シベリアや中国での日本軍が受けた待遇との相違に驚愕です。

日本人としてこうした事実を知ると誇りに思えます。

 

台湾やその他のアセアンの国、そしてウズベキスタンのタシケントなど

もっと他の国でも沢山の美談があるように思います。

 

もっともっと、勉強をしなければと感じます。

 

日本は、素晴らしい国です!!

 
 
 

1 件のコメント:

  1. はじめまして、こんにちは。
    年をとっても、知らないことがたくさんありますね。
    「武士の情け」をいい形で表現した松江豊寿中佐。
    そして、親日感情を持ってくれているポーランド人。
    知ることが出来て嬉しいお話でした。

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