2018年10月15日月曜日

家族支援模擬訓練!!

「南海レスキュー30に伴う家族支援模擬訓練」という

陸上自衛隊中部方面隊の指示による訓練に合わせ

昨年に続いて島根県自衛隊家族会と島根県隊友会と協力をして

出雲駐屯地業務隊の支援を得て開催しました。

 
 
 

今年製作した「自衛隊家族会」の名称入りのビブスを着用、

帽子も準備しました。

 
 
 
 

出雲駐屯地新庁舎内の業務隊指揮所を

模擬訓練本部として設営頂きました。



 

正面中央には、パワーポイントスクリーン。

そして島根県地図が準備されその地図上には

本日の派遣隊員の留守家族の居住地がプロットされています。

 

向かって左側に家族会側4名の席。

 

 
 

右側には隊友会側3名の席を準備頂き

今回の連絡用電話が準備してありました。

 

そして机上には、筆記具一式と本日の関係書類

一式も整えてありました。

 

さすがです!!

 


 
 

さて本日の想定は、

本日14日、08:12に和歌山県沖を震源とする

マグニチュード7、2の地震が発生。

13旅団は情報収集と災害派遣活動を開始した。

第13偵察隊は、09:30に災害派遣に出動した。

10時に派遣隊員の依頼により、留守家族の

安否確認を島根県自衛隊家族会・島根県隊友会に

要請した。

 
 
 
 

日曜日でもありましたがこの日の訓練の視察に

業務隊長の俵2等陸佐も同席して頂きました。

 
 

 

このクラスの地震での政府の災害想定では、

「死者20万人を超える」想定になっていました。

東日本大震災でさえ2万人ほどでありましたのに~~。

 
 

冒頭、私から本日の訓練内容について説明いたしました。


 

 

この訓練は、こうして本部を立ち上げ留守家族一軒に

ついて2名の支援者を予め設定し、

本部から支援者に電話にて訓練想定を伝達。

そして、支援者が訪問あるい電話で要支援者である

留守家族の安否確認をしたのち本部に状況報告をするものです。

 


 
 

 そして、確認が取れた所から地図上に確認済みのプロットをします。

そして報告があった内容を業務隊の隊員が一人一人の

内容を打ち込んでゆきます。

今回は、開始後40分ほどで当初予定の5人の確認が取れました。

 
 

 
 

終了後、参加者の感想・意見をお聞きする検討会を

一時間余りして終了いたしました。

皆さんから沢山の問題点の指摘も受けましたので

今後の家族支援に活用して行きたいと思います。

 

県下各地で支援者として活動頂きました会員、

そして隊友会の皆様にも感謝をしたいと思います。

 

 
 

最後に隊舎横にある戦車とのツーショットを

撮って帰路に着きました。







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