2018年10月21日日曜日

第19回全国師友会交流会

10月20日(土)13:00~20:00でホテル一畑において

「全国師友会交流会」が開催され参加してきました。

 
 

13:00から国歌「君が代」の斉唱から始まり

関西師友会の事務局長が挨拶。

そして本日の講師藤岡大拙先生が、主宰者の原先生から贈呈を

受けたという作務衣を着用、登壇され

「出雲」という演題で1時間半の予定を約30分延長して2時間以上

の大拙節を披露して頂きました。

 

 
 

80歳を超えていらっしゃいますがお元気なものです!!

A3裏表6Pの資料が配布されていました。

正に立て板に水のごとく2時間半近くの講演でした。

 

この日の8つの項目です。

 

①出雲と言いう文字の初見

②出雲の語源

③出雲は神話の国

④なぜ、出雲に神話が多いのか?

梅原猛氏の所論

⑤弥生遺跡続々と発見

⑥新谷尚紀氏の所論

⑦日本書記 国譲りの一説

⑧まとめ

 
 
 

沢山の資料が配布されているなかで「日本書紀」の

神代巻下 第九段(一書の第二)の口語文。

 

その4行目に『小汀(をばま)』がありました。

いつも出雲大社正式参拝をした時に川谷禰宜さまから 

 

 

普段は、北九州にお住まいですが安来市出身で

今回の会合の仕掛人であります。

一か月前にも打ち合わせに来られています。

 

この後、9つの師友会支部からの活動報告がありました。

それぞれ特徴ある活動をされていました。

 

 
 

藤岡先生の話から遷宮の時の歴博の図録を振り返りました。

 

 
 

小汀利得氏が出雲大社に寄贈した日本書記が

 

 
 

⑦の資料の4行目「五十田狭之小汀」(いなさのおばま)と

ありました部分が日本書紀のこのページの一行目に出ていました。


 
 

歴博の図録に個人から寄贈されたものとして紹介されています。

 

 

 その続きです!!

 

 

懇親会の司会役を務められた和田さんです。

「皆さんの自己紹介をなさったら~~?」という提案に

即座に賛同いただきました。

 

私は、論語の素読を習っている先生に武蔵野にある

安岡記念館を訪ねて見なさいと紹介を受け、行ったところ原先生に

お目にかかることが出来た。

そしてこのスーツの服地をプレゼント頂いた。

 

皆さまからの報告も参考になったが関西師友会の会報を

2年前から購読しています。

丁度、会長であります井手先生の憲法改正について

連載で投稿頂いているコーナーは分かりやすく解説頂いており

大変さんになります。

 

お帰りになられましたら井手先生にくれぐれ宜しくお伝えくださいませ。

 

と申し上げておきました。

 
 
 




 
 

北九州の尋牛会の村上さんは、役者でした。

最後の万歳の音頭を見事に仕切られました。

 

 
 
 

懇親会の最後はもう一度、藤岡先生をお出ましを頂き総括でした。

内容は、後醍醐天皇が隠岐に流され復権を目指す時に

三種神器の内「刀」は出雲大社から借りた。

 

その位、出雲大社の存在感を持っていたという

紹介をされてお開きとなりました。

とても有意義な講演とご縁を頂戴致しました。

 

感射です!!

 

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