2019年12月17日火曜日

税務署長のお話!!


毎月一回の異業種交流会『知新会』の12月例会

がホテル一畑で16日(月)で19時から開催され参加してきました。




上品なお弁当!!



配布資料は、3枚。

話の内容は、冒頭から「税務署に入る前には左官をしていました」

「反社会勢力の事務所・会社に調査に行くと足が震えました。

しかし、慣れてくると快感に変わります」と。

冒頭から1〜2分は税務署長らしい話!!


ところが「知覧という特攻隊の基地があります」

「そこには平和を望むために造られた資料館があります」

そして、時系列に従って特攻隊員と基地の近くに所在する

富屋食堂の女店主『トメ』さんと娘さん親娘と特攻隊員の様子を

日時を諳んじて紹介されました。

その話ぶりに松江護国神社の宮司様、奥様の禰宜様の講演を思い出しました

ちょっとのつまづきもなく事実関係の紹介、家族のとやりとりなど

そして、慰霊の重要性を訴えられました。





陸軍航空隊・穴澤利夫少尉(23歳)藤井 一中尉(29歳)

宮川三郎軍曹(20歳)の特攻に出撃するまで、出撃を

したところまで噛みしめるように絞り出すようにトメさんとの

関わりを披露されました。 

税務署長から旧軍隊のこうした話をお聞きすることになろうとは

思いもよらぬことでありました。

37分間の講談??でした。

前後では多少の税務署長としてのリップサービスもありましたがほとんどの

部分を特攻隊の最後の姿を紹介し鳥濱トメさんが

戦後どのように税金の納税に関わりがあったのか紹介されました。

軍神と言われた方の名誉は全く反対の立場になり、

トメさんも亡くなっていった英霊が望んだ国にならないことを嘆き

どのような貢献をすべきかと思い悩み国家のために

正しい納税を勧められたそうです。






そして最後5分ほどでスマートフォンでの税務申告をPRし

講演が終わりました。


講演が始まるまでの予想とは全く違った印象で

あまりの強面手であり、ツーショットは切り出せませんでした。


誠に慚愧に堪えません!!

世の中には変わった方がいらっしゃるのだと再認識いたしました。







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