毎年、年末に島根県立美術館で開催される
「日本伝統工芸展」
1回目、行ってきました。
今回は、入り口周辺に山陰両県出身者の9作品が集中してあり
探さなくて良かったです。
この工芸展は66回目になるそうです。
たくさんの展示品でいつも感じるのですが
「これが、人間業か?」と思える作品ばかりです。
人間国宝の竹細工のDVD30分ほどを拝見しましたが
新たな感動でした。
そして、2階のコレクション展会場も拝観しました。
平塚運一氏のコーナーで〜〜。
今回の県美での収穫は、第4室での写真家 「福原 路草」の
昭和10年に1週間松江に滞在した時の写真の数々。
(この人は、資生堂の創始者の福原有信氏の4男だそうです。)
昭和10年当時の嫁が島!!
松が少なく鳥居がしっかり見えます。
「ヘルン旧居」と看板がありますが、昭和10年当時と
佇まいが変わらぬ小泉八雲旧居。
私が印象に残ったのは2箇所に分かれて展示してあった
福原路草が昭和10年に松江を訪れた時の随筆
「のこされたる勝地としての松江行き」でした。
現在でも通じる松江の良さを「勝地」という表現で紹介しています。
読んでいて嬉しくなり、その松江に住んでいることに誇りを感じました。
この「日本写真会会報」に掲載されていたようです。
県美の大屋根の下には「雪ずり」の名残が〜〜。
ギャラリーでは、「島根県障がい者アート展」も
翌日までの開催でありこの日に行って良かったです。
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