「山桜の会」での資料
毎月一回の例会がある「山桜の会」では、主宰者の須藤文義先生が
「この例会を機会に会員皆さんに知ってほしい!!」と
思われていることをA4のペーパー資料として
8~10ページを作成・配布していただいています。
まず1Pは、「松江城が国宝に指定されたが、この松江周辺は
国宝どころか、世界遺産に登録されるべき地域だ!!」と
いろいろ例を挙げて強調されています。
2Pは、明治23年10月30日にお発布された「教育勅語」
について記されています。
この勅語は、当時の島根県知事の籠手田安定氏が
関わっていたこと。
丁度この年に来日したラフカディオ・ハーンがこの教育勅語を
評価して「勅語のもつ意味の荘重さは、とうてい英訳では伝え
られない!!」と評価したそうです。
3Pは、隠岐出身の明治天皇の侍講(先生)をつめた中村了三氏のこと。
そして、津和野藩の殿さま、亀井家についても記載されています。
津和野の教育を受けた幕末から明治維新にかけて活躍した
人物の教育にも当たった人も育っている。
4Pには、嵩山の山頂に神社があり、その境内に来待石の
灯籠があることを紹介されています。
5Pには、「島根新聞」を発行し西南役に西郷軍の遊撃隊長として
活躍した富 村雄ら国学者の年譜が表されています。
6Pには、鳥谷さんのこと野々村先生のこと、そして
安岡正篤、細木数子のこと。
高知中央高校が「自衛隊コース」を作ったことまで紹介されています。
7Pは、砂川事件のこと、
皇后陛下の誕生日は「地久節」。
天皇陛下の誕生日は、「天長節」
ノーベル賞受賞の大村 智氏が
「教育に力を注ぎたい、数学や科学の前に徳をもった人を育てたい」
とおっしゃっていると。
8Pは、日本歴史教育の誤りの指摘。
琵琶の音を聞かせたいとDVDをお持ちになり合わせて
須藤先生自らが「大楠公」の詩吟を朗じられ
最末尾には、南沙諸島の中共が建設中の島の12海里内に
アメリカ軍がイージス艦を航行させたことにも言及されています。
この9ページの内容の深さ、範囲の広さ、
驚くべき知識の数々、毎回刺激を受けていますが
須藤先生の国士として見識の厚みに感服です。
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