国宝「閑谷学校」その2
素晴しい建築物で流石に国宝指定の講堂の見学を終えて
資料館の見学に向かいました。
左の角丸になった石垣は、当時の名工が作り上げたもので
中も小石が敷き詰めてあり全て石で出来ているそうです。
講堂から資料館まで向かう通りが約100メートルほど
雰囲気のある通路になっています。
資料館(以前は、高校であった)は、木造の2階建てで
コ字型になっていました。
初代学長の西毅一を讃える石碑です。
備前焼で造られた「閑谷学校・資料館」の陶板。
揮毫は、当時の岡山県知事の長野さんのものでした。
孔子廟の前の櫂の木は、ほぼ完全に散っていましたが、
この資料館の前庭の紅葉は、雨に曇ってはいますがきれいでした。
この資料館では、先生と共に1時間以上かけてゆっくり資料
を拝観しましたが撮影禁止でした。
資料館拝観が終わっても雨は降り続いていましたが駐車場横の
県青少年研修センターの先の
「黄葉亭」(閑谷学校の教員の利用した茶室)に向かいました。
池田光政公の指示の元、この学校を造った津田永忠の屋敷跡の
前を流れる渓流沿いに歩くとやがて紅葉の中に茶室が見えてきました。
柵の中には入れませんでしたが、まさに「侘びさび」の世界でした。
一日中の雨でしたが、我々も含め沢山の観光客が訪ねておいででした。
先生も何度も仰っていましたが、これだけの敷地面積も
含め施設がこれだけ大きいことに驚きでした。
当時の岡山藩の教育に対する熱い思いがひしひしと伝わりました。
今回の「大人の遠足」は、吉村さんにすべてのことをお任せし、
車も運転もして頂き大変お世話になりました。
感謝です!!
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