2016年11月7日月曜日

凄い家!!パート2(その3)

その2に続いて『凄い家!!パート2(その3)』をアップします。

約70坪の平屋の玄関から客間を紹介してきましたが

こちらの家でビックリポン!!

の場所がこちらでした!!

 
 

こちらの45ミリはあろうか一枚板の棚の上に素敵な陶器の手洗い!!

なんと2坪近くありそうなトイレです。

応接間の飾り棚でもなかなかこんなことにはなりません。


 

間違いなくトイレです。こちらも全て杉材の20ミリの材料。

もちろん床材も35ミリの無垢材です。





 

壁面の仕上げは、漆喰です!!

こちらのお宅は、全く合板は使用されていません。


 

中央の仕切り板もこの素敵な木の杉の一枚板です。

玄関の衝立にしてあっても不思議でない素材です!!


 

手吹きガラスの「電笠」と言われる室内の電灯です。


 

仕切り板の木目を撮りました(笑い)

 

 

そして、次はお風呂場ですが脱衣場だけにさせて頂きました。


 

こちらで驚いたのは、物入れの観音開きの扉です。


 

本物の30ミリ以上の厚みの板の組み合わせです。

 

 

上から見るとこの通り細かな溝がデザインになっています。

まさに、目につく、つかないは関係なしに贅が尽くしてあります!!


 

もちろん建具も杉の赤身でいい香りがしています。


 

この部分が勝手口の建具の上の市松模様の欄間(笑い)です。


 

細かなピッチの格子戸になっていて

下の部分は、杉の一枚板が横使いになっていました。


 

そして廊下を一巡してキッチンに入ってドアを閉めたところです。


 

この勝手口からキッチンとの境のドア。

これも凝ったデザインです。


 

キッチンの梁の上には、木目を一幅の絵に見立てた

扁額?が掛かっています。


 

ダイニングキッチンから居間へ。

居間側から境の建具を閉めた状態です。

 

 

見たことのあるデザインのテレビ台。

真ん中の建具は、杉の共木の立て網代です。


 

部屋の中央には、3尺×6尺(畳一枚分の)掘り炬燵式の

上に杉の一枚板のテーブルになっています。

また藍染の6尺の座布団が何とも言えず似合ってます!!

 

 

 

そして、廊下に会った箪笥と同様の少し幅広い

唐獅子牡丹の金具が素晴らしい仙台箪笥がありました。

欅の春慶塗が何ともいえない味を醸し出していました。


 

部屋とか廊下のポイントポイントにはこうした飾り棚があり

さりげなく飾ってある壷や絵皿、器が素晴らしいです。

施主様ご夫妻のセンスの良さが滲み出ています。


 

さらに驚いたのがテーブルに準備された「お・も・て・な・し」

正にキャア~~と声が出そうなお心遣い!!

 
 

参りました!!

皆様いかがでしょうか?

この家が、この材料で、

当初見積もりをされた大手建築メーカーよりも

価格的に安価で建築されたそうです。

これから新築予定の方は、

是非、相談されてみたらいかがでしょう!!

 

残念ながら、私は予定などありませんが。

ご案内を頂いた木材コンサルタントさん?

の話によると

「まだ、ご案内したい家はありますから~~」と。

 
 
 

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