先日来、出雲で訪問した家と全く違うコンセプトの家、
その名も、「タイニーハウス」(ちいさな家)
昔、東本町に「タイニーボトル」という飲み屋さんがありました。
(これは、どうでもいい事ですが~~)
亭主 召古さんのお手製のウエルカムボード (感激です!!)
松江水縁プロジェクトの分科会8回目のヒヤリング対象者
をお引き受け頂きました召古 裕士さんに
事前レクチュアーをさせて頂くために
島根町沖泊の玄関口の家にお邪魔しました!!
6畳一間の部屋に6人の先客。
なんと伊勢市からの島根観光の方のよう。
朝から「沖泊のまちあるき」のガイドをされていて
雨が降って来てこのようなミーティング中に
お邪魔することになりました。
ユーモアも交えて召古さんの沖泊自慢?が、
続きます!!
「沖泊の銀座です。」
「ここは、みゆき通り!!」
「ジオパークに、ギネスに申請したい!!」と。
なんと、ご一緒に記念写真も~~。
伊勢のお客様からモヘアでしょうか手作りのショールが
奥様にプレゼントされました。
大変喜んでいらっしゃいましたしお似合いでした!!
本題の松江水縁プロジェクトの概要を説明させて頂きました後
召古さんの今までの故郷、松江に対しての
『松江愛の証』の証拠品が次々披露されました。
「水郷都市 松江の魅力」という論文です。
「嫁が島に歩いて渡ろう」の事業は、1998年から提唱されていました。
そして、堀川遊覧の邪魔にならないよう配慮しながら
カヌーの活用などなど。
そして松江を起点として大橋川→中海→境水道→日本海
→佐陀川→松江のシーカヤック構想etc
アイディアの宝庫です。
しかもこの召古さんは、海洋学者で
<素人の絵空事>ではないのです!!
私に対しては、
「偏った、自分の意見を押し付ける感覚でなく
行政にも、ちゃんと物申す。
という姿勢でこの活動を進めていらっしゃることに感動した」
とまで評価を頂きました。
有難いことです!!
そしてこの3時間近くの滞在で何度聞いたことか
「かあちゃん」の手作りでランチを頂くことになりました。
召古さんからは、汁のなかの味噌についてのうんちくを
お聞きし、ご飯を一口した時の見た目の光沢と口に含んだ
舌触りの素晴しさを申し上げると
「仁多の上阿井の無農薬のえっちゃんのお米なんですよ」と
友人の家で育てられたものでした。
又左上のサザエのおにぎりは、肝の部分も活用したもので
何とも言えない深い味でした。
魚も野菜もとても美味しいものでした。
先日来、お江戸でいろいろ美味しいものをそれなりの
値段で頂戴してきましたが、そのどこの料理よりも
美味しく価値のあるお食事でした!!
「私が毎日、自問自答しているのがこの言葉です!!」と。
「失礼ですが寝食すべてが、このひと部屋での生活ですか?」と
お尋ねしますと「そうですよ」と。
そして私の頭の上の張り紙を指さして
「私のこの家に対しての考えはこの通りです。」と。
訪問の目的は、果たせたのですが、
何倍もの予期しなかった教えを得ました。
想像以上の感動の沖泊のタイニーハウスでした!!
帰りに沖泊から小波の途中の日本海です。
本格的な冬が近づいています。
アメリカ大統領選もなんか予想に反した結果になりそうです。
ようこそ来て下さいましてありがとうございます(^こ^)
返信削除人生あれこれ経験すると、良いも悪いも無い様な気がしてきました。
その答えは、仰る方のイズムに左右されますね。
何が正しいか。
時間が答えを出してくれるでしょうが、今の私たちが判断しなければならないことがありますね。
その基準は何でしょうか。
今が良ければでは無く、100年1000年時間軸を貫いて考えて行く必要があるのでは無いでしょうか。
おじさんがいて、お父さんがいて、子どもがいる村社会。持続可能な社会を目指して行く必要が有りませんか。
経済を判断基準に据え続けることに大きな歪みが生じて来るような気がして成りません。
お気軽にお越し下さいませ
召古裕士 拝 m(_ _)m