「同期の桜」と靖国神社の偕行文庫で!!
私の少年工科学校の時からの「同期の桜」の一人
「葛原 和巳」さんが昨年6月から靖国神社の
靖国会館にある「偕行文庫」に勤務しています。
写真右が葛原君で一口で言えば「タンクマン(戦車人間)」です。
15歳の時から戦車のプラモデルとか、暇さえあれば作っていました。
そして機甲科の幹部になっても変わらず第11戦車大隊長
にまで就任して
防衛大学、幹部学校の戦史教官をしていました。
偕行文庫に約束の時間に伺いますと
「朝のお勤め」中とのことでしばらく休憩させて頂きました。
正に学校の図書館のようなところでした。
しばらく待っていると彼が静かにやって来て
地下の書架に案内してくれました。
やがて、おだやかな、しかししっかりした口調で
「ここには、ペリー来航の時以来、日本のために殉じた
人々の記録が残されている。その数、13万冊」
「しかも、軍人の家族が亡くなると、その遺族から毎日のように
新しい書籍や記録が寄贈される」
そして、昨年ここの室長に就任以来、
「名誉の戦死を遂げた証を探る御家族に対し、
その作戦・任務、どういう経過を辿って最期を迎えたのか~~」の
説明を繰り返しているそうです。
詳しくは、書庫の中で1時間半立ち話をしたことが帰りに
「これを読んで~~」と渡された
下記の「私の仕事、私の一日」で良く理解が出来ました。
自衛官として、専門の機甲科(戦車)の研究者としての48年間
と現在の遺族、靖国神社に参拝の方々との
心のケアなど仕事の多様性について理解してほしいとの思いもあったの
かなとも感じます。
先日の年金請求の事例でも感じましたが旧陸軍も海軍も
また現在の厚生労働省や防衛省の共済組合も、こういう組織が
きちんと記録を整理して国家に殉じた人の顕彰をして行くことの重要性を
知ることが出来ました。
いつ、相談者の方が来られるか分からないので~~とのことで案内を断り
「遊就館」の無料招待券を頂き、ありがたく利用させて頂きました。
途中、一昨日の夜もお参りさせて頂きました、
パール判事の石碑にも参拝して参りました。
帰りに、もう一度拝殿に参拝しました。
衛視にお願いして「正面は止めて下さい!!」
とちょっと横から撮らせて頂きました。
葛原同期のおかげで、貴重なお話をお聞かせいただきました。
感謝です!!
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