島根県立美術館で開催されている「しまね画人伝」という企画展に
併せ美術講座が開催されました。
講師は、FB友達の一人でもあります「林みちこ」さんです。
テーマは、《美人読詩》の画家 石橋和訓-イギリスで学んだ肖像画家
の生涯と作品 というものでした。
安来市に納品をして2軒ほど営業訪問した後、午後2時からの
開会でしたが10分ほど前に美術館に着きました。
「しまね画人伝」は、講演の後は拝観することにしました。
会場に入るとすでにほぼ満席でしたが、林さんご本人が
私の姿を見つけ「どうぞ、こちらへ」と仰って頂いたのが最前列に
「関係者席」とされた4席をご指示頂きましたので
かぶりつきの席でお聞きすることが出来ました。
パワーポイントを活用しながらの講義でした。
石橋和訓氏に関しての「よくある質問」からの導入でした。
この辺も一ひねりしてあるのかなあと感じます。
下の写真の誠に詳細な年表に基づいて上の7項目に
ついて順次説明を頂きました。
こういう詳細の年表だけでも3ページ、計7ページの資料
が配布されていました。
パワーポイントの100ページ以上も合わせ
大変な準備をして頂いていました。
石橋和訓に関心を持たれたのは、恩師の古浦先生の影響で
学生の頃からで、すでにそのころから佐田町反辺に訪問、
石橋和訓さんの実家を訪ねていらっしゃったようです。
そして、石橋が英国に留学している頃に松江から桑原洋次郎氏が
日英大博覧会開催にも関っていたようです。
英国留学中のことなどはロンドンのロイヤルアカデミーなどを
訪れるとわかるようです。
何度も渡英されているのでその周辺の街や通りの様子も
紹介され、和む内容です。
パワーポイントを駆使して時に笑いをとりながら余裕の
講義中の林みちこさんです。
何の世界にもライバルがいる。
石橋和訓にとっては、「画敵」は、下村観山であったようです。
林講師にとっては、当時の「憧れの君」は。
この「ブルーボーイ」だったらしく、アメリカのカリフォルニア、
サンマリノまでお会いに行かれたようです(驚き)
この辺りタダモノでない匂いがします。
石橋和訓の師匠は、この方ジョン・シンガー・サージェントだったそうです。
ロイヤルアカデミーで教授を勤めていたそうです。
代表作が「マダム X」と言う作品だそうです。
昨年、神戸の美術館で知った川崎重工の創業者松方幸次郎や
渋沢栄一などがスポンサーだったようです。
チョット長くなりましたので後は、次回に~~。
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