松江の和菓子の歴史
9月1日(土)松江歴史館歴史指南所において
『白潟地域歴史楽習会』9月例会が開催されました。
私は、仁田先生からの指名で今月は総合司会を
務めさせて頂きました。
白潟の公民館の行事、小学校の行事などに
常に参加して頂いています飯塚 修さんがこの日も参加されており、
デジカメをお預けして撮って頂きました。
(いつもありがとうございます!)
第一部の講師佐藤光恵先生です。
不昧流のお茶の先生で松平直壽様のお勧めで
「不昧流の研究会」に創立時から入会されて沢山の出版に
関わっていらっしゃるようです。
今回は、19Pのパワーポイントでの講義です。
幹事の仁田先生との打ち合わせで原稿を提出、
仁田先生がパワーポイントは製作されたそうですが
プロフィールを拝見した時87歳と知り、驚きましたが
この日、実際にお話しをお聞きしながら感動いたしました。
正直、このご高齢でパワーポイントを駆使して約一時間、
自ら研究されている所謂専門分野の内容とは言え
よどみなくお話になりました。
このエネルギーとバイタリティに脱帽です!!
しかも、その内容と組み立ての素晴しさに感服いたしました。
この5項目についてのお話しでした。
19枚のパワーポイントの一部です。
このような感じで平成の和菓子そのものはカラーで紹介されていました。
会場は、当初32名の参加予定でしたが開会前に
仁田先生から「36名になりました。」
と聞いていましたが結果的に40名のご参加があったそうです。
そして、現代の名工伊丹二夫さまです。
伊丹さんもレジュメを作成して頂いておりましたが佐藤先生と
かぶらないようにご自身が16歳で当時の「三栄堂」に入社、
職人上がりの社長の薫陶を受け、
そして彩雲堂の社長の期待を一身に受けて
銘菓「伯耆坊」製造販売、一気に松江一の菓子メーカー
にした実績をご披露頂きました。
その力強いお話は、聴講者のお一人であった同年の女性から
「あまりにもお若くて、姿勢も良く同年とはとても思えない!!」
との憧れにも似たご意見もありました。
一部の佐藤先生のお話しの後、打ち合わせ通り、
「抹茶とわらびもち」を『きはる』の女性従業員の方に
聴講者の方に出して頂き、伊丹さんにはご了解を得て
講演の途中にも召しあがって頂きました。
皆さん、講演の途中のお菓子とお茶でご満足して頂けたようです。
こんかいも定例の公民館でなく出張講座になりましたが
集客の点でも大変お世話になりました松本公民館長様に
お礼を申し上げ、そして館長様からも皆様に
ユーモアたっぷりにお言葉を頂戴致しました。
会場の前列には伊丹名工の創作和菓子が
10種類以上陳列をされていて皆さん写真を撮っておいででした。
講師お二人のお年をあわせると170歳を越えますが
こうして皆さんの前でこのお二方がお話をなさるのを
お聴きしてその内容もさることながら
エネルギッシュなことに感銘を受けました。
たぶん聴講の皆様も同様な印象を
お持ちになられたことと思います。
この白潟歴史まち歩き楽会も6~7年になると思いますが
こうして有益な講演会を開催できますことに
感謝を申し上げます!!
また、嬉しいことに指名頂きました仁田先生にも
松本公民館長さまにも
「名司会でした。 会の格が上がりました!!」
とのお言葉まで頂戴致しました。
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