護国神社禰宜工藤智恵さんの講演!!
9月18日(火)19時から異業種交流会「知新会」9月例会開催!
講師は、松江護国神社 禰宜 工藤智恵さま
演題は、「消えゆく戦争の記憶を留めてー『留魂』ー」
知り合って2年余りになります。
毎月2~3度、お目にかかっていますが講演を
お聴きするのは初めてでした。
お話のお上手なこと、そして内容のすばらしいこと。
正直、ビックリ致しました。
身が引き締まる思いでした。
聴講の皆さんも感じられたことと思います。
「神社好き」が高じて神職へ~~と、正に天職であると感じます。
ご主人様も宮司様であり、終戦記念祭、秋の例大祭の
式典の前に約10分くらいの戦史の披露を諳んじて行われること
に感銘を受けておりましたが、奥様である智恵さまも何人かの
手記や遺書をほとんど暗記して尚且つ立て板に水のごとく
感情移入も素晴らしく感動的な講演でした。
パワーポイントにより講話を頂きました。
操作は、私が社員からの借り物のパソコンを
使用しての発表であり、慣れない操作でミスもありました、
しかし、著書といい、このパワーポイントの内容と言い
よくぞこれだけの資料が揃っているなぁ~~と
驚くしかありませんでした。これも陸士56期の代表
梅田さんから信用されて託された賜物であろうと思います。
こうして過去に出版された関連の書物を
紹介しながらお話もありました。
最初は、陸士56期の特攻隊の隊長を務め戦死されて
英霊として祀られている
出雲市出身の進藤命の妹さんが命日に参拝になり、
その都度の交流で徐々に関心を持ち始まられたようです。
講演内容は、直接聞かれた方がいいので詳しくは記載しませんが
こうして話題の英霊の写真、情景が理解できる写真を
配置し、筋道に合わせ的確に移動の指示がありました。
これは、パワーポイントの順番が完全に話の内容と
合致している結果であり、素晴らしいと感じました。
(ただ、操作する私が普段慣れないパソコンであり
マウスで少しご迷惑をおかけいたしました)
ほんとにびっくりするほど、よどみなくで感情を込めた
表現をなさる姿に惚れ惚れし、感動いたしました。
「ふるさと」の歌もとてもやさしく
透明感のある声で3番まで歌い上げられました。
産経新聞の「産経抄」に取り上げられる2日前の
8月13日、工藤さんが最も信頼され、沢山の資料の
提供を受けられた梅田代表がご逝去されたそうです。
梅田さんばかりでなく戦争経験のある方が90歳を
越えられて組織は解散され、次第に「伝える」ことが
困難になって来ている中でまだまだお若い工藤さんが
ここまでの『語り部』でいらっしゃることは大いなる救いであります。
是非、一人でも多くの皆さんにこの工藤さんのお話しを
直接聞いてほしいと感じました。
唯一自らの著書の部分について朗読をされた部分がありました。
後は全て諳んじてのお話しでした。
感銘を受けました。
感謝です!!
この日、資料として配布された平成30年8月15日
終戦記念日の日に産経新聞(全国版)の一面『産経抄』
に工藤さんと「留魂」のことが紹介された記事です。
同じく産経新聞の6月27日に山陰版で紹介された記事。
山陰中央新報に第2巻の紹介記事が掲載されています。
紹介されてた著書「留魂」第1巻の発刊の時の私のブログです。
ご笑覧下さいませ。(平成28年12月)
そして、「留魂」第2巻です。(平成30年2月)
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