2017年12月15日金曜日

今年の「俵星玄蕃を歌う会」

『俵星玄蕃を歌う会』は、本来東本町の「ライブスタジオ美音」で

昨年まで12月14日の夜、開催されていました。

今年は、松江市立病院7階西ラウンジでの

開催?でした。

 
 
 

「美音ちゃん」は、このとおり緩和ケア病棟に入院中ですので

この通りベッドを起こしての入場です!!

 

美音ちゃんは、あのタイガースのボーカルで一世を

風靡した沢田研二さんがこんな印象を持っているミュージカルスターでした。

https://youtu.be/jJJxPPmaXjc

 

そして、当時の澄田知事とも対談をしているほどの

県内出身のスターであった方です。

http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/kochokoho/esque/10/menu01.html

 

 

 

2日前に届いた美音ちゃんから届いた案内状です。

3月から日赤に入院市立病院に転院するまでに2度ほど

お見舞いに伺っていました。

 

その時の様子では、このような葉書を書き、唄を歌える

状況は想像できませんでした。

その意味で「さちこ」さんを誘って是非、

行ってみたいと思っていました。

 
 

 

久しぶりの市立病院で駐車場からラウンジまでの

道に戸惑いながら着くととってもフレンドリーな

看護師さんがこの日のプログラムを渡して頂きました。

見ると②に「俵星玄蕃」とありました。

 

本来、この「俵星玄蕃を歌う会」は、東本町の

< ライブスタジオ美音 >で

昨年まで10年間に渡って開催され

8分30秒余りの三波春夫さんの曲を

参加者全員がフルコーラスを歌い続ける企画です。

 

昨年と一昨年の様子をブログにてご覧くださいませ。

 

http://obamayasuhisa.blogspot.jp/2016/12/blog-post_15.html

 
 

http://obamayasuhisa.blogspot.jp/2015/12/in_17.html

 
 

 

そして、ページをめくると歌詞の一部分が印刷されています。

やがて司会が

「今日は、楽しみのクリスマス会です」

「今日は、何の日ですか?」~~

しばらく沈黙

そして私が「討ち入りの日、忠臣蔵の日」

 

 

の紹介の後、美音ちゃんがベッドに

掛けたまま満面の笑顔で入場!!

 

 

そして伴奏の曲が流れるなか往年のミュージカルスター美音ちゃんの

「俵星玄蕃」が始まりました~~~!!!

緩和ケアの入院患者でこれほどの声量での

素晴らしいパフォーマンスを発揮したことはないと思います。

私も「さちこ」さんも他の入院患者、その家族、

そして友人知人の方も皆、感動で思わず涙が出ました。

 
 

 

この曲は、唄とセリフ、そして浪曲の部分と3部構成になっており、

早口言葉の様な浪曲の部分などはカラオケの画面で

文字が流れるのに合わせるだけでも難しい曲です。

上に貼り付けた部分です。

 
 

主たるところは、スマホで動画に撮っているのでここでは

紹介出来ませんが、「俵星~~」が終わると

音楽療養士と看護師さんが、写真の赤いサンタさんのコートを

着せてもらい得意の英語でのクリスマスソングを披露されました。

終わると盛大な拍手に包まれました!!

 
 

 

そして第二部は、地元の女性3人に寄ります演奏と歌の

披露があり、和やかなクリスマス会になりました。


 

この車椅子の安部先生?と呼ばれた方が終演の挨拶をされました。


 

私らギャラリーにも事前に注文を取り出た来たのが

ケーキとおやつ、そして希望した飲み物が手元に配られ

美味しく頂きました。管理栄養士の方とボランティアの

方の心遣いでした。


 

米子から来られたというアメリカ人でしょうか、立派な体格の方が

サンタクロースをつとめトナカイさんはこの病棟の

医師の先生が務めておいででした。


 

このクリスマス会を仕切っていらっしゃったのが私の次女の

同級生で子供の頃は近所でよく我が家にも遊びに

来てくれていたNさんでした。

美音ちゃんに「俵星~~」を歌うよう勧めたのもこの方だったようです。


 

届いた案内状と一緒に美音ちゃんとツーショット!!


 
 

緩和ケアの担当医師のトナカイさんと美音ちゃんそして私ら夫婦。

 
 

とっても心温まる緩和ケア病棟でのクリスマス会でした。

 

正直、私は松江市立病院には、あまりいい印象は

持っていませんでした。

と言うのは平成13~4年ごろ松江市の行革の

委員をしているころに審議議題の一つで灘町から

田和山に移転する理由は、救急医療に対応する

(そのために高速インター近くに移転)するはずだったの

にどちらかと言えば

ン治療に重きを置き救急は日赤に~~

という方向性になっていること。

そして、なによりも跡地の対応も含め???

が多いことでした。

しかし、今日このクリスマス会を間近で見て職員の

方やボランティアの方などの患者に対する態度を見て

随分違ってきました。

この環境なら、自分も入院して見たい!!

とまで感じました。

 

 
 
 
 

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