今年の「俵星玄蕃を歌う会」
『俵星玄蕃を歌う会』は、本来東本町の「ライブスタジオ美音」で
昨年まで12月14日の夜、開催されていました。
今年は、松江市立病院7階西ラウンジでの
開催?でした。
「美音ちゃん」は、このとおり緩和ケア病棟に入院中ですので
この通りベッドを起こしての入場です!!
美音ちゃんは、あのタイガースのボーカルで一世を
風靡した沢田研二さんがこんな印象を持っているミュージカルスターでした。
そして、当時の澄田知事とも対談をしているほどの
2日前に届いた美音ちゃんから届いた案内状です。
3月から日赤に入院市立病院に転院するまでに2度ほど
お見舞いに伺っていました。
その時の様子では、このような葉書を書き、唄を歌える
状況は想像できませんでした。
その意味で「さちこ」さんを誘って是非、
行ってみたいと思っていました。
久しぶりの市立病院で駐車場からラウンジまでの
道に戸惑いながら着くととってもフレンドリーな
看護師さんがこの日のプログラムを渡して頂きました。
見ると②に「俵星玄蕃」とありました。
本来、この「俵星玄蕃を歌う会」は、東本町の
< ライブスタジオ美音 >で
昨年まで10年間に渡って開催され
8分30秒余りの三波春夫さんの曲を
参加者全員がフルコーラスを歌い続ける企画です。
昨年と一昨年の様子をブログにてご覧くださいませ。
そして、ページをめくると歌詞の一部分が印刷されています。
やがて司会が
「今日は、楽しみのクリスマス会です」
「今日は、何の日ですか?」~~
しばらく沈黙
そして私が「討ち入りの日、忠臣蔵の日」
の紹介の後、美音ちゃんがベッドに
掛けたまま満面の笑顔で入場!!
そして伴奏の曲が流れるなか往年のミュージカルスター美音ちゃんの
「俵星玄蕃」が始まりました~~~!!!
緩和ケアの入院患者でこれほどの声量での
素晴らしいパフォーマンスを発揮したことはないと思います。
私も「さちこ」さんも他の入院患者、その家族、
そして友人知人の方も皆、感動で思わず涙が出ました。
この曲は、唄とセリフ、そして浪曲の部分と3部構成になっており、
早口言葉の様な浪曲の部分などはカラオケの画面で
文字が流れるのに合わせるだけでも難しい曲です。
上に貼り付けた部分です。
主たるところは、スマホで動画に撮っているのでここでは
紹介出来ませんが、「俵星~~」が終わると
音楽療養士と看護師さんが、写真の赤いサンタさんのコートを
着せてもらい得意の英語でのクリスマスソングを披露されました。
終わると盛大な拍手に包まれました!!
そして第二部は、地元の女性3人に寄ります演奏と歌の
披露があり、和やかなクリスマス会になりました。
この車椅子の安部先生?と呼ばれた方が終演の挨拶をされました。
私らギャラリーにも事前に注文を取り出た来たのが
ケーキとおやつ、そして希望した飲み物が手元に配られ
美味しく頂きました。管理栄養士の方とボランティアの
方の心遣いでした。
米子から来られたというアメリカ人でしょうか、立派な体格の方が
サンタクロースをつとめトナカイさんはこの病棟の
医師の先生が務めておいででした。
このクリスマス会を仕切っていらっしゃったのが私の次女の
同級生で子供の頃は近所でよく我が家にも遊びに
来てくれていたNさんでした。
美音ちゃんに「俵星~~」を歌うよう勧めたのもこの方だったようです。
届いた案内状と一緒に美音ちゃんとツーショット!!
緩和ケアの担当医師のトナカイさんと美音ちゃんそして私ら夫婦。
とっても心温まる緩和ケア病棟でのクリスマス会でした。
正直、私は松江市立病院には、あまりいい印象は
持っていませんでした。
と言うのは平成13~4年ごろ松江市の行革の
委員をしているころに審議議題の一つで灘町から
田和山に移転する理由は、救急医療に対応する
(そのために高速インター近くに移転)するはずだったの
にどちらかと言えば
ガン治療に重きを置き救急は日赤に~~
という方向性になっていること。
そして、なによりも跡地の対応も含め???
が多いことでした。
しかし、今日このクリスマス会を間近で見て職員の
方やボランティアの方などの患者に対する態度を見て
随分違ってきました。
この環境なら、自分も入院して見たい!!
とまで感じました。
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