2016年2月10日水曜日

黄泉比良坂

松江市東出雲町にある「黄泉比良坂」をはじめて訪ねました。

揖屋から下意東の途中JRの高架橋の南側に

「黄泉比良坂」の案内看板が出ています。

松江に住んで40年以上になりますが、初めてでした。

古事記1300年のイベントや本で紹介されていて存在は

知っていましたが狭い坂を100メートルほど行ったところに

6台ほどの駐車場があり、簡素なベンチが二つありました。

 
 
 

大きめのカラ―の看板が立っていてその下に説明資料がおいてあります。


 

この看板は、「オハツモモ」の説明がしてあります。

 

 

左が駐車場、右が池です。

(先客は、2台でしたが三重県、と大阪ナンバーでした)

この1メートル余りの堤防の様な道が

「黄泉比良坂」への通路です。


 

これが入り口のしめ縄の掛けてある石の標柱です。


 

この石碑は、昭和15年(皇紀2600年)に建立されています。


 

あの世とこの世との境であると言われる「黄泉比良坂」は

この巨岩の所で、右にある桃の木になっていた

モモを3個投げて追手を追い払ったとの伝説になっています。


 

特にこの中心の岩が境の扉であったようです。


 

さいしょの堤防のような通路を帰ると正面にこんな看板があります。


 

「伊賦夜坂(いふやさか)」といわれる坂です。


 

150メートルくらいこのような昼でもうす暗い小路です。

 

 

左の石が沢山積んであるのが

「賽の神(さいのかみ)」と言われるところです。


 

この先は、附け谷と言われる団地に続きます。


 

この「黄泉比良坂」に関する詳細の案内看板です。


 

おなじく、「黄泉比良坂」の案内です。

古事記に出てくる最初の頃の名所です。

その場所が人知れず9号線から数百メートルの場所にあることが

この地の素晴しいことでもっと市民が関心を持って

訪ねることが肝要なことと思います。

今日もそうでしたが、県外からの旅行者が関心を持って

来ているのに地元のものが訪れていないのは淋しい気がします。

出来ることならこのブログを見てひとりでも多くの方が

現場を訪問して頂ければ幸いです!!

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