2017年4月9日日曜日

「ジオパーク」とは?

「志大塾」が中断されて2か月、私と『和服でデート』を継続してきました。

今月は、7日にスナック華で19時から

川上、仲田、今岡、植田、三谷、坂村、岡本、久保田、小汀の

9名の参加で開催されました。

この日は、所謂<飲み会>と思っていましたが

仲田さんの以前の勤務先でもありました隠岐の島について学びました。

 

内容は、

「隠岐ユネスコ世界ジオパークのみどころ講座」

いつものように美味しい料理を頂きながらの興味深い講座でした。

 
 
 
 
 

こうした20Pの資料を準備頂いていました。


 

隠岐がジオパークに指定されたのは2013年9月9日。

4年前のことです!!



 

世界遺産は、大変注目されていますがこの説明からすると

同じユネスコが指定する中で遺跡だけでなく地域住民活動が主役

であったり、4年に一回の再調査が行われる

「ジオパーク」の方がハードルが高いことを知りました。


 

隠岐の島の雄大な風景と二人の天皇が遠流の島であることが認定の根拠。


 

隠岐の島の成り立ちについての説明


 

2.5億年前の岩石が出土したり、ワニの化石が発見されていて

それぞれの気候や環境が証明されている。


 

地質学てきにも証明されている。


 

人類が最も深く掘ったことのある深さは、

13キロであるが隠岐の島では深さ70キロからの

マントルの成分が確認されている。


 

隠岐特有の固有種(植物)の存在。


 

隠岐特有の固有種(動物、昆虫)隠岐には哺乳動物で

最も大きいのはうさぎだそうです。


 

隠岐には、平地ばかりでなく高山植物であったり、

亜熱帯や寒冷地に生息するものも含め大地の成り立ちと

関係する不思議な生態系がある。


 

世界遺産の屋久島は高い山は1.936mもあるが隠岐は607m


 

 杉の木は、表杉グループ(太平洋側)裏杉グループ(日本海側)

屋久杉グループ(九州)の3グループに分かれる。

 

 
 

隠岐に流された天皇は2人。何故、二人も流されたのか~~??


 

奈良(平城京)から見て乾の方向、すなわち吉方であった。

そして衣食住で困ることもなかった。

そして気候が良かった!!


 

当時の最高級の食材であったアワビの産地であった。


 

黒曜石の産地。

黒曜石は、矢じりや刃物としてとても貴重な材料であった。

この日、参加のご婦人二人も黒曜石の装飾品を持っていても

隠岐の島産であることは今日初めて知ったとのことでした。

 

 

現在、黒曜石を採掘しているのは一人だけ。


 

農業の仕組みも牧畑農法と言われる独自のものである。


 
 

県庁の土木畑の技術屋であった仲田さんですが

隠岐の島生活での経験に基づいてのお話でしたが

皆が知らないお話をユーモアも含めて楽しくお聞かせいただきました。

なんか「志大塾」が、完全復活した感じでした!!

感謝です!!

 

 
 

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