2018年4月15日日曜日

松江文化情報誌「湖都松江」vol.35

FBの友人の情報で久しぶりに「湖都松江」を購入して読みました。

 
 

 
 

特集として

「出雲の国 松江の心」

「松平不昧公の周辺」

 

「神仏霊場の願い」

という一畑寺管長 飯塚大幸師の

出雲國神仏霊場創設からエピソードや経緯をまとめた

巡拝の道。

 

そして、第1番の出雲大社から

第20番日御碕神社の紹介を

古浦義己先生がなさっています。

 

64Pには、三代暢實が執筆された

「茶処・松江の風情、送り届けるのは今」

が掲載されています。

 

私が、35号で一番印象強く残っているのがこのページです。

 
 

松江歴史館の建設の現場から

今まで加賀百万石の大大名の江戸屋敷跡でしか

見つかっていない初期伊万里一大群や

中国景徳鎮窯などの陶器が出土した。

これは、江戸初期の段階で松江城下には、

武家茶道の分化の花が開いていた証。

 

親藩大名であっても田舎の藩であり、茶人大名と言われた

松平不昧のお蔭で茶道がひろまったとの認識が

強かった私には、驚きでした。

 
 

そして、次の65ページには

 

「懐かしの松江」 

昭和39年天神川での川遊び

 

という成相吉堯の執筆で昭和50年に

天神川に架かる作橋の北詰に出店した

私にとって思い出深い写真と文章でした。

 

11年前ではありますが、ほとんど変わらない天神川の

状況で、アシやヨシが群生しゴミも溜まり

夜になるとウシガエルが唸り声を上げる

悪臭漂うとんでもない川でした。

 
 

昭和57年のくにびき国体の前に改修事業があり、

現在の高水敷が整備され、下水道の整備と合わせ

随分きれいになりました。

しかし、文中の写真の光景は当時のままで何となく

懐かしく思い出しました。

 

しかし、文筆活動を業としている方の文章は素敵です!!

久しぶりの「湖都 松江」でしたが面白く、

興味深く拝読させて頂きました。

 

 
 
 


 

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