2020年1月12日日曜日

米子駐屯地の成人式

令和2年1月9日(木)午前11時から米子駐屯地の

「駐屯地成人記念行事」が開催され

島根県自衛隊家族会会長として来賓の一人で参加してきました。


控え室での話題は、5月に開催される富士の総合火力演習の話題でした。






天内司令の祝辞は、3日に開催された米子市の成人式の様子を

「私語が多く、市長が登壇後も約1分間、沈黙して

様子を見られたが静まることもなかった」

「諸君は、立派な態度で聞いてくれているが自衛官は命令で行動する」

「命令をよく聞いて任務を遂行しなければならない」

「その結果が生死を分けることにもなる」





そして、箱根駅伝において青山学院大学の7区中村選手の話題を例に

普段の努力の重要性を説かれました。





伊木米子市長は今年も他の公務がありながらこの成人式に参加

式典で祝辞を述べられました。

自分が20歳の時に恩師である先生が旧軍の陸士出身の先生で

軍人として出兵をした同期が沢山

戦死した経験を聞くことがあり、自分はその当時

親からの仕送りで何の不自由もなく学生生活を送っていたが

恩師の話を聞いて衝撃を受け

心を改めたことを振り返られました。


伊木米子市長は、公務が沢山ありながらも昨年に続いて

この成人式に参加していただいています。

記念日業事はもちろんですが成人式にも参加される決断に感服します。


昨年、私は記念会食の祝辞でこのことを取り上げて

「全国の駐屯地でもこのような成人式が行われることは

全てにあることではない。しかも伊木市長のように

地元の首長が参加しかも記念会食まで参加を頂くことは

稀なことで感謝をすべきでご両親に是非、お伝えください」

と申しておきました。





42人の隊員が成人していましたが私の49年後輩の

高等工科学校出身者が2人いました。

恒例の成人隊員の「成人の誓い」

そしてユーモア溢れるパフォーマンスも例年にも増して

ユニークなもので大いに笑いました。





今年も記念会食で祝辞は、私に指名されていました。

内容は、昨年10月24日に行われた

第8普通科連隊第2中隊の『完全武装での雨中の40キロ行軍』

について紹介しました。





そして会食のテーブルは、本管中隊の隊員と一緒で

両サイド、向かいの席は島根県出身者で

松江市2人奥出雲町1人出雲市1人でした。

食事の量は相変わらず多く朝食を食べずに向かったのですが

不本意ながら、ご飯は3分1残してしまいしました(申し訳ない)

いつも米子駐屯地の業務隊の「おもてなし」には

感服ですが今回も箸袋に成人を祝う文字が印刷されていました。




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