2016年10月12日水曜日

凄い家!!

2日の日曜日、出雲駐屯地の新隊舎落成式に参加のため

出雲に行きました。

その後、出雲三中時代の同級生のお宅を訪問しました。

二十年ほど前に新築した家を半分ほどリニューアルを

したとのことで伺いました。

何とその材料と大工さんの仕事の立派さ、

そしてその建具屋さんの技術に驚きました!!

 
 

リビングルームの建具です。

梁は、松材の赤身です。

天井板もすべて本物です!!

島根産の杉の赤身の一枚板が腰板に使用してあります。

 

 

床材も幅が4寸くらいで厚みが20ミリ(床暖の節のために)で

長さが7メートルだそうです。

全てバリアフリー設計です!!


 

リビングに設置してある大型TVの台の両そでには、

4000年の歴史のある神代杉の木瓜繰りの縁付きの

一枚板が使用してあります。そしてガラスの格子も

神代杉の骨でした。


 

袖の神代杉の一枚板です。

木目もきれいですし、色合いが何ともいえない

落ち着きを醸し出しています。


 

そのTVの前に神代杉の2寸ほどでしょうか、分厚い一枚板の

座卓があります。

何ともいえない素晴らしい木目です。

 

 

前にも書いていますがリビングは、20ミリの床板ですが、

床暖の所以外は、廊下もすべて厚みは35ミリだそうです。

何となく温かみがあり、ミシッとも音はしません。


 

建具を挟んだ食堂です。


 

水屋などは網代になっていたり建具屋さんの技術の粋が

いたるところに発揮されています。


 

何とも言えない高級感に溢れています。


 

最近の柱を隠しての建具での仕切りです。

 

 

奥の寝室(左)と廊下。


 

寝室のクローゼットの建具。


 

余裕の寝室の一角。

ここの天井材、床材、壁材全て県内産のスギやヒノキの赤身を

中心としたものです。

つい先だって防府の毛利本邸(大正5年に完成した)を

拝観して驚きましたが、まさか同級生の家でこれだけの材料

での造作の住宅を見れるとは思いもよりませんでした。

 

来年は、玄関から客間のリニューアルをするそうです。

どんな材料で、造作での家になるのか他人の家ではありますが

楽しみであります。





 
 
 

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