2018年12月15日土曜日

細川護煕「美の世界」

松江歴史館で元総理大臣細川護煕氏の薬師寺に

奉納する障壁画の展示を拝観してきました。

 
 
 

流石に本職の画家でないので写真撮影OKでした。

 

  
 
 

熊本県知事を務め、日本新党を結成衆議院議員になり

最終的に総理大臣にもなっています。

私は政治家としての細川護煕氏は正直、評価はしていません。

総理を辞してからは、作陶に励んでいるとは聞いていましたが

「道楽」程度にしか思っていませんでした。

 

 
 

まさか奈良、 薬師寺の宗祖慈恩大師の名前の付いた

「慈恩殿」の障壁画を描くほどの画家なのか不思議に思っていました。

 

 
 

この部分が「慈恩殿の正面に飾られる部分です。


 

先日、東京国立新美術館で開催の東山魁夷展で

同じ奈良の唐招提寺に奉納された障壁画を見て来たばかりで

どうしても素人に毛の生えたものとしか見えません。


 
 

まあ、しかしながら73歳で引き受けて80歳で完成し奉納する

と言う創作意欲は素晴らしいと感じます。

 

 
 

障壁画に比べ茶碗を含む陶芸は、優劣の区別がつきにくく

それなりのものかなと~~。

 

 
 

氏の年表です。

今年、満80歳のようです。

元総理大臣の絵という価値だけでしょうか。


 
 

この建物が作品が奉納される「慈恩殿」です。


 

しかし、書はなかなかのものでした。


 
 

書が、かまぼこ彫にしてある扁額も展示してありました。

 

拝観して感じたのは、仏様、天女などを含む絵は

それほどのものとは思えませんでしたが80歳で

これだけの大作の挑戦すると言う

意欲は驚嘆です!!

 
 

 ここで細川護煕氏の公式HPを紹介しておきます。

 

http://www.morihiro-hosokawa.jp/

 
 

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