2017年7月5日水曜日

記念艦「三笠」

私が15歳で出雲3中を卒業して1週間後に横須賀の

陸上自衛隊少年工科学校に入校しました。

出雲市駅で家族や同級生40人位に見送られて

寝台特急「いずも」で向かいました。

 

そして、入校後1か月後頃だったと思いますが初めての外出が

三笠公園でした。

 

母校であります少年工科学校での慰霊祭に向かう前に

思い出の記念艦「三笠」を訪問しました。

 
 

東郷平八郎将軍の銅像です。回りは人工池になっていました。



京浜急行の電車で前泊の鶴見の総持寺をお参りしてから

横須賀中央で降りて三笠公園まで歩きました。

当然のことですが50年前の面影は、

全くなく新しいきれいな街並みでした。



 

途中には、にっぽん丸のポケットパークが

有ったり素敵な散歩道でした。


 

記念艦「三笠」に乗船です。

日露戦争の日本海海戦の旗艦です!!


 

主砲二門です!!



 

艦内は、こうして当時の砲を残しながら記念艦としての

展示ホールになっています。


 

明治時代にこれだけの艤装をした艦艇があったことに驚きます。


 

当時の参謀長室や士官室、司令長官室などが

そのまま再現されています。


 

士官室の一部です。


 

連合艦隊司令長官、東郷元帥の遺髪が入っているお厨子です。


 

当時の艦艇の模型が展示されている中で

1等巡洋艦「いずも」もありました。


 

キッズたちのための「日本海海戦」操艦シュミレーターの

部屋まであります。

 

 

50年前から同様な設備であったか分かりませんが

船内の展示室の内容が素晴らしく驚きました。


 

 「皇国ノ興廃此ノ一戦ニアリ各員一層奮励努力セヨ」

世界最強と言われたロシアバルチック艦隊と

日本海海戦の戦いの前に東郷元帥が部下に発した

有名な号令です!!

 

艦首についていた菊の紋章です。


 

艦の甲板から防衛大学のある小原台が見えます。

手前の埠頭に並んでいるのは輸出を待つ新車の列です。


 

艦尾からマストを見る。

 

52年ぶりの記念艦「三笠」でしたが明治時代に

これだけの大きさの戦艦が作られるという

技術力に感嘆をしました。

 

今回の慰霊祭参加により、この拝観が出来たこと

に感謝をしたいと思います。

 


 

0 件のコメント:

コメントを投稿