2018年9月16日日曜日

松本峯太郎氏の県美での個展!!


松江で40年、自分のポリシーを貫いた建築家松本峯太郎氏の集大成。


第15回  『絵と音楽と私の住宅スケッチ展FINAL』が

県立美術館ギャラりー1で開催されている

ことを知り、これは行かなければ~~と。

 
 

観賞している途中で松本先生が他のお客様に

閑谷学校のお話しをなさっている言葉に興味を惹かれてご挨拶し、

撮らせて頂きました。

 

約30分ほどでしょうか設計士としての歩みを

直接お聞かせいただき感銘を受けました。


 
 

 

今回の個展の二つ折りのパンフレットです。

開催期間は、9月12日から17日まで

 
 
 

開くと今まで先生が手がけられた住宅の写真が

35葉、掲載されています。

創業以来43年で250件の住宅の設計に携わってこられたようです。

 
 

 
 

 裏表紙です。

先生の建築に対しての思いの詰まったスケッチ300点が

今回、展示されているそうです。

 
 

今回で15回の個展を重ねられています。

 
 

 

先生の「スケッチ画についての意義」


 

会場風景1


 

会場風景2






 

先生が大変に影響を受けられたオスカー・ニューマイヤー氏

のことが紹介されている冊子。


 

このオスカー・ニューマイヤー氏は、1960年ブラジルの

新しい首都  ブラジリアを設計した方だそうです。

 

 

そして、今回もテーマにされている「絵」の部分では多大の影響を

受けていらっしゃる東山魁夷氏と共に一号250万円の

洋画家「森本草介」氏のことも紹介されていました。

パンフレットの裏表紙にも

「顔を伏し目がちにした裸婦の表情と~~~」と

表現していらっしゃるように控えめでありながら

存在感を示していらっしゃる先生に

通じるものがあるのかな~~~。

 





 

そして、岡山の池田藩の藩主が貧富の差を越えて

藩校、寺子屋、私塾を一つにして立派な大講堂を建設、

現在も400年近く国宝として存在していること、

そしてその精神性を評価されています。

私も2年前に訪問し、同様の感動を覚えました。

先生は、12回訪問されているそうです。


 

そして、「国宝とは、~~」なども研究されているようです。

 
 
 
 

40年余りで250件の設計をしてスケッチ画が幾枚あるかは

知りませんが、今回はその集大成として300枚が展示してあります。


 

そしてそれぞれの住宅の完成写真とスケッチ画がセット

になってパネルにして展示されています。

 

お聞き致しますと~~、

 

住宅の設計ひとすじで

一切営業もせず

広告も出さずやってきた

経済的なことも考えなかった

 

そのため家族、とくに家内には苦労を掛けたと感じている

 
拝観したあと奥様に誘われ控室で
美味しいコーヒーの接待を頂きました。
その時にアンケートを書きながら奥さまに
「こんなことをおっしゃっていましたヨ」とお伝えしますと
「そんなことを~~、はじめて聞きますわ~~」と
お嬢様と思える方と微笑んでいらっしゃいました。
 

近く(大正町)にお住まいであったため

昔から面識はあったのですが

今回はじめて作品の数々を拝見し、直接お話を

お聴きする機会を得ました。

 
 

創業43年というと丁度、私がこの作橋北詰の

現在地に「仏壇屋」としてスタートした時と

同じ年でもありご縁を感じます。

 

今後とも親しくさせて頂けばと思います。

 

 

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