中電、お詫び報告会!!
「中国電力の島根原発の不祥事についての説明会があります。」と
鹿島町佐太神社の前にある「佐陀乃だんだん家」で
道草していると教えて頂く方が有りましたので19時からの
開催ということで会場のくにびきメッセに行ってきました。
冒頭、中電の常務、古林島根原子力本部長以下8人が頭を下げました。
そして古林常務が主催者あいさつを述べました。
そして執行役員長谷川島根原発副本部長がパワーポイント
により約30分間、経過を含め対応した内容や今後の取り組みについて
報告しました。
この説明会は、21日松江。22日には、境港で開催だそうです。
19:00~20:30まで当初、中電から30分の経過報告など。
後は、質疑応答。
今回の問題は、青森県の六ヶ所村の最終処分場に運び込む
低レベル廃棄物のドラム缶の中に充填するモルタルの水量検査の器具
故障を隠し、尚且つそのデータを改ざんしていたことが約2年後
発覚したことについてのことでした、原発関係では2回目。
全体としては土用ダムのデータ改ざんも含めるとこの10年ほどで
3回目の不祥事だそうです。
私の一昨年、そして20数年前に六ヶ所村を視察した折に
説明を受けたものです。
この黄色に赤い放射線マークのついたドラム缶です。
これまで8000本以上の数が六ヶ所村に埋蔵されているようです。
その中の1400本近くが今回の問題の対象だそうです。
説明で示された今回の問題の時系列による事実確認の
結果として報告されたものです。
原因分析と問題点がこのように示されたのですが
これらは過去の2回の時と同様なもので「全然改善されていない」
との指摘があっていました。
上記のように「外部第三者による検証」とありますが中電が
金を払っての弁護士事務所の人に検証して
もらっていても意味ないじゃないか??
などと常識では考えられないことも沢山披瀝されました。
今回の報告会に参加しての私の意見、感想ですが、
①参加者が、大変少なく松江市民のこの原発問題に対しての
無関心な点が問題だと感じました。
②原発施設は、現実に存在するわけで今日のような責任論、
そして、すべて否定的な意見ばかりでは何ら解決の糸口に
はならない。
③原発は、エネルギー源として活用する方法までは、実用段階
まで人類が開発できたわけだが維持管理、収束技術、廃炉
技術とかは、確立されていない。
④3,11以来、国民全体に原発アレルギーが充満してこれか
ら③で必要な学生の能力やモチベーション維事に対しての
研究の為の予算措置などが非常に薄れている。
⑤この問題は、低レベル放射能廃棄物のドラム缶のモルタル充
填についてのことだがもっともっと重要なことは中レベル、高レ
ベル廃棄物あるいは肝心の燃料棒などは、未だに埋蔵場所ま
で決まっていないのが現状です。
などなど問題山積で中国電力は、原発事業を実行する
企業として社員全員がもっともっと自覚して高いレベルの
安全性を保たなければなりません!!
それにしても松江市民もメンバーが決まったような
人だけが集まるような会合ではいけないと思います。
原発立地の県庁所在地の住民としてもっと意識と関心を強く持って
自分のこととして考えなければいけないと感じます!!
0 件のコメント:
コメントを投稿